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清涼飲料市場

2018年の清涼飲料市場は販売額ベースで対前年比101.0%の5兆2,155億円となった。最需要期である夏季における猛暑の影響から、メーカー各社の生産・供給能力が逼迫するほどの需要の増加が見られたことが市場の拡大要因となった。

果実・野菜飲料
2018年は、夏季の猛暑による需要拡大があったほか、「トロピカーナエッセンシャルズ」などの機能性を訴求した製品が好調であったが、「なっちゃん!」などの上位ブランドが縮小し市場は減少した。

炭酸飲料
2018年は成長著しい「ウィルキンソン」に加えて、上位シェアの「コカ・コーラ」や「三ツ矢」が猛暑の追い風や製品施策が奏功したことで、市場も前年を上回った。

乳性飲料
アサヒ飲料の「濃いめのカルピス」は40~50代を中心とする離反ユーザーが戻っていることで売上増となった。「カルピスウォーター」も「濃いめのカルピス」と売り場や自販機で並売していることで好調となっている。

コーヒー飲料
2018年は、「クラフトボス」の勢いが加速して売上を大きく伸ばして一気に市場定着を果たしたほか、“ゴクゴク系"の競合PETも相次いで発売されるなどパーソナルPET市場が急拡大した。

茶系飲料
2018年は、猛暑の影響から需要が例年以上に高まったことや、震災の発生といった要因から、日本茶と麦茶が特に恩恵を受け、前年以上の成長となった。

ミネラルウォーター類
2018年は夏場の猛暑によって水分補給といった需要を得たほか、大容量サイズにおいては震災の影響から防災備蓄の需要を取り込んだため、市場は拡大した。