ACADEMIA 学生の皆さまへ

ウエルネス食品市場

2018年の市場は、前年比2.9%増の3兆5,067億円となっている。飲料が5割超を占め、特定保健用食品、機能性表示食品だけでなく、ビタミン、ミネラルなどの各種栄養素の補給が定着し、市場拡大に寄与している。飲料に次ぐアルコール飲料では、ビール類及び低アルコール飲料(チューハイ)を主体に、糖質及び糖類オフ・ゼロがウエルネス訴求として受け入れられ、特に低アルコール飲料の伸びが目立っている。

飲料
2018年までは清涼飲料市場全体を上回る成長率をウエルネス食品が達成している。この要因は特定保健用食品に続いて機能性表示食品が追加されたことが寄与している。

アルコール飲料
プリン体のオフ・ゼロを中心とした機能訴求により、アルコール飲料の飲み過ぎを気にする層に受け入れられ増加している。

デザート類
乳酸菌類を主体に、脂肪分オフ・ゼロなどを組み合わせた明治や森永乳業によるヨーグルト類の拡大が増加要因になっている。

その他ステープル
ミネラル、ビタミンといった要素を豊富に含むシリアルフーズが市場を形成していたが、食物繊維などを備えたグラノーラのヒットによってさらに市場が拡大していった。参入企業ではフレーバー展開や脂肪分オフ・ゼロ、糖類オフ・ゼロなどの切り口を備えた製品投入によりユーザー層の開拓を進めている。

菓子
キャンディ類を中心に食物繊維やビタミンなどの要素によって形成されている。近年はハイカカオや乳酸菌、ギャバなど要素の多様化によって成長してきた。2018年は、キャンディ類で熱中症対策が、チョコレートではハイカカオや乳酸菌の健康性が注目されたことで実績を伸ばした。