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外食市場

2018年の市場は前年比100.6%の34兆42億円となった。2018年は売上規模が大きい料飲店の苦戦が続いているものの、テイクアウト、ファストフード、給食、宿泊宴会場などの主要業態が成長したため、市場は前年を上回った。

テイクアウト
2017年から2018年は、量販店デリカとCVSテイクアウトフードにおいて積極的な新規出店や商品開発を行い実績を伸ばした。さらに低迷が続いていたテイクアウト弁当が5年ぶりに売上を回復したことで市場は好調となった。

ファストフード(FF)
2018年は、「すき家」「松屋」では期間限定メニューの積極投入が奏功して好調であったほか、「吉野家」も店舗数の増加により実績増となるなど市場が拡大した。ハンバーガーではトップの「マクドナルド」が割安感を訴求したメニュー提案によって客数を増加させるなど好調となった。回転ずしも
「スシロー」が国内500店舗目の出店を達成して成長を維持するなど、ファストフード業態全体でも市場拡大となった。

料飲店
料飲店は居酒屋・炉端焼とスナック・クラブ・パブの両業態で全体の8割強を占めているが、何れの業態も減少傾向が続いていることから市場全体でも減少となっている。

ファミリーレストラン(FR)
売上ボリュームが最も大きい中高価格型FRはFF業態をはじめとした他業態への需要流出度合も大きく、ファミリーレストラン全体の伸び悩みの大きな要因となっている。一方でイタリアFRやチャンポンFRは、それぞれ市場で圧倒的なシェアを有するサイゼリヤ、リンガーハットグループが積極的に店舗数を増加させ高成長を続けており、好調な市場となっている。

宿泊宴会場
2018年は旅館の廃業などで施設数は減少したものの、ホテルが東京、大阪、福岡、愛知を中心に客室稼働率が高まったことで市場拡大となった。