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メディカル・ライフサイエンスケミカル市場

2018年は6,107億円の市場規模となった。中でもステントをはじめとする医療用品分野のウェイトが半数以上を占める。2018年~2022年にかけて、年率0.7%で成長し、2022年の市場は6,289億円と予測した。まだ市場規模は小さいものの、2018年~2022年にかけて高成長が期待されるのは再生医療分野である。再生医療の普及や適応領域の拡大、医療承認を取得した製品の増加などに伴い2022年には29億円まで需要が拡大すると予測される。

人工臓器
人工臓器は、病気や怪我によって機能が低下・消失した臓器・器官などを代行する医療機器である。高齢者人口の増加を背景に、症例数が増加しているものの、保険償還価格の引き下げや市場の成熟などから微増となっている。

再生医療
患者本人などの健常な細胞を培養し、移植することで臓器や組織の再生を行う医療である。再生医療の浸透による症例数増加や、治験段階にある製品の承認取得などにより市場の高成長が予測される。

バイオ医薬品
抗体医薬品をはじめとするバイオ医薬品の生産量増加に伴い、堅調な需要拡大が見込まれる。

検査・研究
バイオ医薬品や再生医療の研究開発向けは堅調であるが、市場規模の大きいグルコースセンサーが減少したため、分野全体では微減である。

医療用品
PTPシートやプレフィルドシリンジでは高機能化ニーズによる販売金額の増加がみられるものの、多くの品目では市場が成熟しており、ほぼ横ばいである。

関連素材
体外診断薬の輸出増加に伴い、診断薬用磁性微粒子は拡大基調にあるが、その他はすでに普及が進んでおり、微増である。