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Welfare 関連市場

2018年は、前年比103.7%の4兆8,594億円にまで成長しており、人口の増加や、見守りなどの新規市場の形成によって市場は順調に拡大している。団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年には、6兆1,576億円の市場にまで拡大する見込みである。

介護保険対象製品
医療・介護用電動ベッドや手動車いすが市場の約半分を占める。また、在宅で生活する要支援・要介護者の増加に伴い、転倒防止や歩行のしやすさを目的に手すりの市場拡大が堅調である。

介護・福祉関連必需品
大人用紙おむつ市場が、2018年実績で1,857億円と市場の大半を占めている。口腔ケア関連製品の市場の成長が顕著であることや、介護専用の消臭剤市場が顕在化していることなどが市場拡大に追い風となっている。

介護・福祉関連生活向上機器・装置
福祉車両が2021年から市場の減少が予測されることから、2025年の市場規模は2018年と比べて減少すると予測される。

介護・福祉関連サービス
リハビリテーション特化型デイサービスや高齢者施設向け給食サービス、有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅の市場規模が大きく、他のカテゴリーに比べて、総市場規模は非常に大きい。見守りサービスや介護保険外の生活支援サービスが堅調に市場拡大する見込みである。

介護製品流通業界
在宅で生活する要支援・要介護者人口の増加により、底堅い市場となっている。軽度者(要支援1から要介護2)を介護保険の福祉用具貸与販売の対象外にするといった議論が継続して続けられており、市場は不透明である。

介護負担軽減型機器・システム
ロボット技術やICT・AI・IoT技術を活用した製品が多く、現時点で市場が本格的に立ち上がっていない製品が多い。