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オーラルケア関連市場

2018年の市場は、前年比1.8%増の4,014億円となっている。販売チャネルは、ドラッグストアが43.6%を占めており、次いで20.5%のSM/GMSチャネル、17.2%でコンビニエンスストアチャネルの順となっている。歯ブラシや歯磨をはじめとするオーラルケア関連製品の主要品目は、高い専門性と幅広い品揃えを兼ね備えたドラッグストアの構成比が高くなっているが、ガム、のど飴、口中清涼菓子などの口腔ケア食品については、コンビニエンスストアが最大の販路である。また、口腔保湿剤や介護用口腔スポンジブラシ、介護用口腔ウェットティッシュなど介護オーラルケア製品については、病院や高齢者施設を中心とした流通となっている。

口腔ケア用具・機器
近年は歯科医院やオーラルケア用品メーカーの啓発活動を背景に、デンタルフロスや歯間ブラシのユーザー開拓が進んでいる。中でもデンタルフロスは、持ち手が付いている「柄つきタイプ」、歯間ブラシは初心者でも使用しやすい「ラバータイプ」が好調な動きをみせている。

口腔ケア用品
歯磨や洗口剤カテゴリーを柱とするこの市場は、洗口剤市場において利用者の増加・利用頻度の上昇を背景に、市場規模が拡大している。また、歯磨・洗口剤は、共に歯周病対策をコンセプトとした製品市場も活発化しており、ケアのターゲットは、「歯」から、歯を支える「歯茎」へとシフトしつつある。一方、口臭ケア訴求についてはライオンの「NONIO」がヒットしたことで、今後当面は口臭ケア訴求市場の拡大が期待される。

口腔ケア食品
2018年に1,478億円の市場を形成しており、4つに分類したオーラルケア関連製品カテゴリーの中で、最大規模となっている。手軽にリフレッシュできる口中清涼菓子の市場が拡大傾向にある一方で、563億円の大規模市場を形成するオーラルケアガムの市場は、縮小の一途を辿っている。

医薬品・医薬部外品
花粉やインフルエンザ対策の意識向上に伴う喉のケアに対する意識向上の追い風を受け、散剤の鎮咳去痰剤である「龍角散ダイレクト」が好調な売れ行きをみせており、医薬品、医薬部外品市場の成長をけん引している。