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コミュニケーション関連機器市場

通信機器市場は、移動体キャリアの5Gサービス開始および提供エリア拡大に向けて、移動体基地局をはじめ、光伝送装置、L2/L3スイッチ、ルーターといったネットワーク関連製品の需要が拡大していく。一方通信サービス市場は、携帯電話サービスにおける競争激化での低廉な料金プラン展開によるARPU減少、音声関連サービスにおけるコミュニケーション手段の多様化での需要減少により縮小が見込まれる。

移動体通信サービス
MVNOへの乗り換えペースが鈍化しスマートフォンへの乗り換えが個人、法人とも再び活性化するとみられる。今後携帯電話サービスは、5Gサービス対応端末への買い替えが進み、5Gユーザーが一気に増加すると思われる。

移動体通信端末
ハンドセットは、買い替えサイクルの長期化、市場の4割強を占める「iPhone X」の販売伸び悩みなどにより前年度より減少となった。今後ハンドセットはすべて5G対応端末となり、提供エリアの広がりとともに、5G対応端末への買い替えが進む。

インターネット接続サービス
FTTHサービス、CATVインターネットサービスは、ADSLサービス廃止に伴うリプレース需要が当面続く見通しであるが、価格競争の激化により横ばいから微減が続くと予測される。

音声関連サービス
今後は呼制御装置や固定電話端末などの既存システムからクラウドPBXサービス、スマートフォン活用への移行が進行し、緩やかに市場は縮小するとみられる。ただソフトフォンなどスマートデバイス活用ツールへの需要は増加傾向となる。

移動体通信基地局
2020年の5Gサービス開始からしばらくはNSAによる提供エリア拡大が進み、5G対応基地局設置も徐々に増加する見込みである。2021年から2022年にかけて、5G対応基地局によるSAネットワーク構築着手が見込まれ5G対応基地局投資が大きく拡大し、市場の拡大に弾みがつくとみられる。