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ネットワークセキュリティビジネス市場

攻撃の高度化に対し、外部の専門家に業務を委託するアウトソーシングビジネスやAIを搭載した高度な脅威にも対応できる次世代型セキュリティ製品も増加しており、2018年は前年比107%の5,016億円の市場となった。今後もセキュリティ投資規模が小さい中堅、中小企業から取引先の大手へ攻撃を仕掛けるサプライチェーン攻撃やリモートアクセスやクラウドサービスの利用が普及したことで生じる、新たなセキュリティ対策が求められており、積極的な投資拡大が期待される。

ゲートウェイセキュリティ
セキュリティサービス/製品市場の40%以上を占め、市場の中でも影響度の高いカテゴリーである。構成比の高いファイアウォール/VPN/UTM関連製品は、超大手企業から中小企業まで幅広い規模の企業に導入されており、定期的なリプレースを中心とした市場が継続している。

メールセキュリティ
「Office 365」「G Suite」などのSaaSのグループウェア/メールの利用が大手企業から中小企業まで急速に増加し、メールに関してはSaaSの利用が一般的となりつつある。

Webセキュリティ
企業のビジネスにおけるWebサービスへの影響度の増加や、企業のWebサービスの利用拡大に伴い、セキュリティ投資の需要も大きく、Webセキュリティ市場全体では成長率は高い傾向にある。

IDセキュリティ
企業規模を問わず、SaaS利用の拡大が進んでおり、それらの利用に関連するツールとしてはシングルサインオンやCABSが有力視され、SaaS利用にあたっての利便性向上やセキュリティ確保を目指した採用が著しく、IDセキュリティ市場をけん引している。

端末セキュリティ
社内の端末管理については、IT管理ツールをベースにさまざまな機能の統合化が進んでおり、統合型の端末セキュリティ製品として訴求するベンダーが増加している。