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セキュリティ関連市場

2018年の市場は、前年比103.6%の9,864億円であった。分野別では、ドライブレコーダー市場が好調な自動車分野が前年比120.8%と二桁増となっているほか、危機管理/事故防止対策分野も前年比108.3%と堅調な市場となっている。特に空港向けの液体検査装置、鉄道駅ホームドアなどの交通施設向けの品目が高い成長を示している。

監視カメラシステム分野
これまで市場をけん引してきたIPカメラ市場が成熟化することにより、市場の本格的な成長は期待できない。

アクセスコントロール分野
2020年以降は、都市再開発の需要が一段落することで、入退室管理システムの新設需要が減少し、リプレース中心の市場に回帰する。バイオメトリクスについては、顔認証、静脈認証の弱点となる光に対する脆弱性などの技術的な課題の改良や、非接触型の入退室管理システムや勤怠管理システムとの連携が強化されることにより、需要の大幅な拡大傾向が続くとみられる。

イベント監視/通報関連機器分野
法人向け警備サービス市場は、安定した市場となっている。大手警備会社では、法人向けサービスとして監視カメラシステムや顔認証システムの提案を強化する動きもみられる。

自動車分野
「あおり運転」の社会問題化を背景に、市場は順調に拡大している。事故発生時の映像記録としての目的のみならず、ドライバーの運転傾向を分析し、運転の改善点を指摘する機能や駐車時の画像記録など多機能化が進んでいる。

家庭向け機器/サービス分野
一般家庭向けホームセキュリティサービス、子供向けの登下校見守りサービス、高齢者向けサービスなどの市場は、堅調な市場となっている。

危機管理/事故防止対策分野
事故防止対策としての鉄道駅ホームドアは、鉄道事業者、国、自治体などが導入に向けた計画的な取組みを進めており、順調に市場を拡大させている。