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自動車関連パーキング&シェアサービス市場

駐車場シェアリングは、今後も設置数拡大が進むコインパーキングを活用する形で、BtoCサービスの市場拡大が続く。充電器ネットワークサービスもEV/PHV車両の段階的な普及に伴い、今後も順調な市場拡大が続くが、ネットワークサービス事業者側は、現時点ではビジネスベースには全く乗っておらず、赤字経営が続いている。

コインパーキング
フロー市場では14万台規模の市場が形成されているが、既設拠点における事業者チェンジや拠点のスクラップ&ビルドが非常に活発であるため、ストック市場の拡大ペースは鈍化しつつある。

駐車場シェアリング
個人宅などの駐車場を活用したCtoC市場も認知度向上に伴い市場は拡大するが、参入企業側は仲介料と利用者向けサイト・アプリケーションなどにおける広告料収入で、収益を出せるビジネスモデルを構築する必要がある。

充電器ネットワークサービス
今後も充電料金のみではビジネスベースに乗せられないことは明白であるため、駐車場シェアリングのように、広告料収入や他の収入拡大の道を開拓しないことには、順調に会員数が拡大する一方で、破たんする事業者が現れる可能性もある。

ライドシェア/配車サービス
タクシー業界が成熟している日本市場では、他エリアで急速に普及している「自家用車を使って同乗希望者を送迎する(利益有)」形態の一般的なライドシェアは今後も認可されない見通しであり、「出発地・目的地が同一の人々でガソリン代や高速代を割り勘(利益無)」する形態で市場拡大が進む。当サービスも加入者間で利益を出さない範囲での金銭のやり取りはあるものの、参入事業者にとっては、運営するマッチングサイト・アプリケーションでの広告料収入のみでビジネスベースに乗せることしかできないため、事業としての旨味に欠け、大手企業の参入は進まないとみられる。