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水素燃料関連市場

水素燃料
2018年は、FCV用が最も多く300万N㎥(約27t)となっている。国内のFCVの販売は、やや低調であるものの、これまでに販売されたFCVは3,000台に達している。2018年度末でSTは約100件(商用ST)に達し、ST当たりの平均FCVの利用台数は約3台/日で、約3kg/回の水素が充填されていることになる。

水素輸送
現在輸送用容器は、45MPa帯輸送用容器を積載したトレーラーが2台運用されているが、水素需要の低い間は低圧のカードル輸送が中心となっている。

水素ステーション
2018年は商用ST13件、小型ST7件となった。商用STは、JHyM設立以降、300N㎥/h以上の定置型を中心に整備が進んでいる。小型STは、これまで公用車・社用車の充填設備として本田技研工業「SHS」の導入が行われた。2016年のFCFLの製品化以降、FCFL用充填設備として導入が開始され、FCFL導入企業の増加により小型STの普及が進む見通しである。

緊急用水素供給設備
ガス欠車に対して路上で水素を充填することは、高圧ガス保安法において規制されている。現在、FCVへの充填は、「第一種製造者の事業所内またはあらかじめ都道府県知事に届け出た場所で充填すること」と定められており、燃料切れの場合は、最寄りの水素ST、または事前に届け出のある場所(JAFの営業エリアなど)まで必ずレッカー移動を行うことになる。

水素発電(ガスタービン)
水素発電の導入に必要な燃焼器の開発は1MW級CGSで実証が成功し、大型用燃焼器の開発も計画通り進んでいる。今後は大型水素発電の実証が2025年に想定されているところであり、2030年には水素発電の本格導入の位置づけとなる500MW水素専焼発電の実証が想定されている。