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パッケージングマテリアル市場

2019年における容器・包装材料市場は4兆9,819億円が見込まれ、2023年には5兆1,393億円に拡大するものと予測される。飲料容器、軟包装・フィルム、食品容器、産業用包装、関連資材は金額ベースでは伸びるものの、2019年~2023年の年平均成長率は鈍化する。しかし、メディカルはジェネリック医薬品の拡大やバイオ医薬品での採用、高単価な素材の採用などにより今後も高い伸びが期待される。

飲料容器
健康志向や備蓄需要の増加などにより、清涼飲料市場が拡大している。その中でもPETボトルは、軽量かつリシール性に優れることから需要が増加している。

食品容器
個食化や高齢者の増加、女性の社会進出などを背景に中食市場が拡大し、それに連動してレンジアップ対応容器のニーズが拡大している。

メディカル
高齢化により、医薬品市場は堅調な需要がある。ただし、緩やかな人口減少や、薬価改定による包装資材のコストダウンなどがみられることから、今後も大幅な需要拡大は見込まれない。

産業用包装
紙器や防錆フィルム、ICトレーなどが堅調であり、全体として微増となっている。同分野で90%近くのウェイトを占める紙器は医薬品、化粧品、食品向けに微増となっており、当面は年率1%程度の成長が予測される。

軟包装・フィルム
レジ袋市場が大きいため、同市場の縮小に引きずられ、軟包装・フィルム分野全体の市場の伸びが鈍化している。

重包装
段ボールの需要ウェイトが大半を占め、段ボール以外では自動車部品や家電部品などの保管・搬送用に利用されているプラスチックコンテナや、鋼製ドラムおよびプラスチックドラムを合わせたドラム缶の需要が大きい。