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    2024年 スマートコントローラの市場性とニーズ探索調査

    2024年 スマートコントローラの市場性とニーズ探索調査
    発刊日2024/09/24 162406747

    IoTの登場から約10年経ち、工場DXのメリットが具体化してきております。この10年間でデータの取捨選択を行ってきた企業は生産性とグローバル品質が高まり、勝てる工場を維持しております。現在、テーマとなっているのがプログラミングの効率化です。これまで何度も試みられてきたが、過去の設計資産の再利用メリットという壁に阻まれてきましたが、PythonやNode-REDのような簡単かつ汎用性の高いスクリプト言語やノーコードツールの登場により、コンピュータ言語類の採用は、過去の設計資産を捨てるに足るメリットが出始めております。世界的にみればラダープログラマーのコストが高い点も作用しており、更に、生産現場のアジャイル性を高める為に制御プログラムにも市民開発を取り入れる可能性があります。このような状況を踏まえ、今般、スマートコントローラをスクリプト言語及び、ノーコード・ローコード等にてプログラミング可能な制御コントローラと位置づけ、参入メーカー及び、装置メーカーとエンドユーザーの実態・見解を明らかにすることで、制御コントローラの歴史の変化点を明らかにします。

調査対象

FA機器メーカー
 <コントローラ種>
 PLC、モーションコントローラ(MC)、CNC、ロボットコントローラ(RC)、
 産業用コンピュータ(IPC)、ソフトウエアPLC(ソフトPLC)


装置メーカー
 <装置分類>
 産業用ロボット、デバイス関連装置、工作機械・加工機械、食品・包装機械、
 物流・搬送機械


エンドユーザー
 <業界分類>
 完成車・自動車部品、電子部品、家電・事務機、食品・医薬品・化学品
 
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調査項目

<「IV.装置メーカー編」「 V.エンドユーザー編」共通調査項目>
 1. 企業概要
 2. コントローラの採用状況
   ■コントローラ種(PLC、MC、CNC、RC、IPC、ソフトPLC)
   ■採用台数、メーカー、開発環境
 3. コントローラプログラミング全般における課題と対応策
   ■プログラミング工数・複雑化における課題原因および対応策
   ■人材不足における課題原因および対応策
   ■コスト高における課題原因および対応策
 4. 各種コントローラにおける現状の採用言語と将来的に採用可能性がある言語
   ■コントローラ種別(PLC、MC、CNC、RC、IPC、ソフトPLC)
   ■現状の採用言語、2年~3年後/5年後に採用可能性がある言語
 5. 活用言語における課題と対応策
   ■言語別(ラダー(メーカー独自)、IEC61131-3、モーション言語(メーカー独自)、
    ロボット言語(メーカー独自)、Pythonなど)
 6. コントローラ毎に記述言語が異なる点についての課題感
 7. IEC61131-10(PLC Open XML)の活用状況および課題
 8. プログラミング対応拠点と課題
 9. プログラミングにおけるマザー工場の理想像
 10. クラウド型開発環境の活用実態と展望、課題
   ■クラウド型開発環境の活用実態と展望
   ■活用用途
   ■クラウド型開発環境の活用において想定される課題
 11. コントローラのプログラム資産(過去資産)の活用状況
   ■プログラム全体に占めるプログラム資産の再利用の概算割合
   ■プログラム資産の整理状況
   ■プログラム資産活用の方向性
 12. ラインシミュレータのコード自動生成機能について(エンドユーザーのみの項目)
   ■活用状況
   ■活用範囲
   ■ラインシミュレータのコード自動生成機能を活用しない場合の理由
 13. 新たなプログラミング手法に対する意識について
   ■Python等活用/ノーコード、ローコード活用/市民開発/生成AI活用
   ■ベテラン・若手別
   ■活用状況、活用メリット、活用要件、性能限界、課題
 14. Python等を活用中または検討している場合におけるベテランのPythonに関する教育施策
 15. 生成AI活用が想定される業務
 16. 今後のプログラミングに関する方向性
   ■コントローラ種間の言語統一の可能性
   ■スクリプト言語採用の方向性
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目次

I.総括編 	1
 1.スマートコントローラ市場実態と方向性 	2
 2.制御コントローラのプログラミング実態と方向性 	3
  1)コントローラ種別 	3
  2)ユーザーにおける現状の課題と対応策 	4
  3)プログラム活用実態・方向性 	5
  4)スマート化要件とプログラミング言語との相関性 	6
 3.ユーザー業種別実態(新たなプログラミング手法の活用状況)	7
  1)Python等活用 	7
  2)ローコード、ノーコード活用 	7
  3)市民開発 	8
  4)生成AI活用 	8
 4.コントローラのスマート化に対するスタンスと方向性 	9
 5.言語別実態と方向性 	10
  1)装置メーカー 	10
  2)エンドユーザー 	12
 6.スマート化要件別実態と課題、性能限界 	14
  1)装置メーカー 	14
  2)エンドユーザー 	15
 7.スマートコントローラ市場本格化キーワード 	16
	
II.制御機器・ソフトウエアに於けるスマート化実態編 	17
 1.コントローラ種別世界市場規模推移 	18
 2.機能別スマートコントローラ市場規模推移 	19
  1)コントローラの機能別市場規模推移(スマートコントローラ以外も含む)	19
  2)スマートコントローラ定義要件別市場規模推移 	20
  3)スマートコントローラ市場規模推移 	21
 3.スマート化実態 ・方向性 	22
 4.生成AI活用用途 	23
 5.主要コントローラメーカーのスマートコントローラ対応実態と方向性 	24
 6.スマートコントローラにおける販売ターゲット 	25
 7.スマートコントローラ事業における課題 	26
 8.シミュレータとの連携・ソリューション展開状況・方向性 	27
 9.今後のスマートコントローラ事業方向性 	28
	
III.ユーザー回答集計編 	29
 1.採用コントローラ 	30
  1)PLC 	30
   (1)採用台数 	30
   (2)採用メーカー 	31
   (3)開発環境 	32
  2)MC 	33
   (1)採用台数 	33
   (2)採用メーカー 	34
   (3)開発環境 	35
  3)CNC 	36
   (1)採用台数 	36
   (2)採用メーカー 	37
   (3)開発環境 	38
  4)RC 	39
   (1)採用台数 	39
   (2)採用メーカー 	40
   (3)開発環境 	41
  5)IPC 	42
   (1)採用台数 	42
   (2)採用メーカー 	43
   (3)開発環境 	44
  6)ソフトPLC 	45
   (1)採用台数 	45
   (2)採用メーカー 	46
   (3)開発環境 	47
 2.コントローラプログラミング全般における課題と対応策 	48
  1)プログラミング工数・複雑化 	48
   (1)課題原因 	48
   (2)対応策 	49
  2)人材不足 	50
   (1)課題原因 	50
   (2)対応策 	51
  3)コスト高 	52
   (1)課題原因 	52
   (2)対応策 	53
 3.各種コントローラにおける現状の採用言語と将来的に採用可能性がある言語 	54
  1)PLC 	54
  2)MC 	55
  3)CNC 	56
  4)RC 	57
  5)IPC 	58
  6)ソフトPLC 	59
 4.活用言語における課題と対応策 	60
  1)ラダー(メーカー独自)	60
   (1)課題 	60
   (2)対応策 	61
  2)IEC61131-3 	62
   (1)課題 	62
   (2)対応策 	63
  3)モーション言語(メーカー独自)	64
   (1)課題 	64
   (2)対応策 	65
  4)ロボット言語(メーカー独自)	66
   (1)課題 	66
   (2)対応策 	67
  5)Gコード 	68
   (1)課題 	68
   (2)対応策 	69
  6)C言語系 	70
   (1)課題 	70
   (2)対応策 	71
  7)Python 	72
   (1)課題 	72
   (2)対応策 	73
  8)IEC61131-10 	74
   (1)課題 	74
   (2)対応策 	75
  9)コントローラメーカー提供アプリ活用 	76
   (1)課題 	76
   (2)対応策 	77
 5.コントローラ毎に記述言語が異なる点についての課題感 	78
 6.IEC61131-10(PLC Open XML)の活用状況および課題 	79
  1)活用状況 	79
  2)課題 	80
 7.プログラミング対応拠点と課題 	81
  1)プログラミング拠点 	81
  2)課題 	82
 8.プログラミングにおけるマザー工場の理想像 	83
 9.クラウド型開発環境の活用実態・展望、活用用途、課題 	84
  1)クラウド型開発環境の活用実態・展望、活用用途 	84
   (1)活用実態・展望 	84
   (2)活用用途 	85
  2)クラウド型開発環境の活用において想定される課題 	86
 10.コントローラのプログラム資産(過去資産)の活用状況 	87
  1)プログラム全体に占めるプログラム資産の再利用の概算割合 	87
  2)プログラム資産の整理状況 	88
  3)プログラム資産活用の方向性 	89
 11.ラインシミュレータのコード自動生成機能について 	90
  1)活用状況 	90
  2)活用範囲 	91
  3)ラインシミュレータのコード自動生成機能を活用しない場合の理由 	92
 12.新たなプログラミング手法に対する意識について 	93
  1)Python等活用 	93
   (1)活用状況 	93
   (2)活用メリット 	94
   (3)活用要件 	95
   (4)性能限界 	96
   (5)課題 	97
  2)ローコード、ノーコード活用 	98
   (1)活用状況 	98
   (2)活用メリット 	99
   (3)活用要件 	100
   (4)性能限界 	101
   (5)課題 	102
  3)市民開発 	103
   (1)活用状況 	103
   (2)活用メリット 	104
   (3)活用要件 	105
   (4)性能限界 	106
   (5)課題 	107
  4)生成AI活用 	108
   (1)活用状況 	108
   (2)活用メリット 	109
   (3)活用要件 	110
   (4)性能限界 	111
   (5)課題 	112
 13.Python等を活用中または検討している場合におけるベテランのPythonに関する教育施策 	113
 14.生成AI活用が想定される業務 	114
 15.今後のプログラミングに関する方向性 	115
  1)コントローラ種間の言語統一の可能性 	115
  2)スクリプト言語採用の方向性 	116
	
IV.装置メーカー編 	117
  産業用ロボット	
   A社 	118
   B社 	124
   C社 	130
  デバイス関連装置	
   D社 	136
   E社 	142
   F社 	148
  工作機械・加工機械	
   G社 	154
   H社 	160
   I社 	166
  食品・包装機械	
   J社 	172
   K社 	178
   L社 	184
   M社 	190
  物流・搬送機械	
   N社 	196
   O社 	202
   P社 	208
   Q社 	214
	
V.エンドユーザー編 	220
  完成車・自動車部品	
   R社 	221
   S社 	227
   T社 	233
   U社 	239
  電子部品	
   V社 	245
   W社 	251
   X社 	257
  家電・事務機	
   Y社 	263
   Z社 	269
   AA社 	275
   BB社 	281
   CC社 	287
  食品・医薬品・化粧品	
   DD社 	293
   EE社 	299
   FF社 	305
   GG社 	311
   HH社 	317

<「IV.装置メーカー編」「V.エンドユーザー編」共通調査項目>	
 1.企業概要	
 2.コントローラの採用状況	
  ■コントローラ種(PLC、MC、CNC、RC、IPC、ソフトPLC)	
  ■採用台数、メーカー、開発環境	
 3.コントローラプログラミング全般における課題と対応策	
  ■プログラミング工数・複雑化における課題原因および対応策	
  ■人材不足における課題原因および対応策	
  ■コスト高における課題原因および対応策	
 4.各種コントローラにおける現状の採用言語と将来的に採用可能性がある言語	
  ■コントローラ種別(PLC、MC、CNC、RC、IPC、ソフトPLC)	
  ■現状の採用言語、2年~3年後/5年後に採用可能性がある言語	
 5.活用言語における課題と対応策	
  ■言語別(ラダー(メーカー独自)、IEC61131-3、モーション言語(メーカー独自)、ロボット言語(メーカー独自)、Pythonなど)	
 6.コントローラ毎に記述言語が異なる点についての課題感	
 7.IEC61131-10(PLC Open XML)の活用状況および課題	
 8.プログラミング対応拠点と課題	
 9.プログラミングにおけるマザー工場の理想像	
 10.クラウド型開発環境の活用実態と展望、課題	
  ■クラウド型開発環境の活用実態と展望	
  ■活用用途	
  ■クラウド型開発環境の活用において想定される課題	
 11.コントローラのプログラム資産(過去資産)の活用状況	
  ■プログラム全体に占めるプログラム資産の再利用の概算割合	
  ■プログラム資産の整理状況	
  ■プログラム資産活用の方向性	
 12.ラインシミュレータのコード自動生成機能について(エンドユーザーのみの項目)	
  ■活用状況	
  ■活用範囲	
  ■ラインシミュレータのコード自動生成機能を活用しない場合の理由	
 13.新たなプログラミング手法に対する意識について	
  ■Python等活用/ノーコード、ローコード活用/市民開発/生成AI活用	
  ■ベテラン・若手別	
  ■活用状況、活用メリット、活用要件、性能限界、課題	
 14.Python等を活用中または検討している場合におけるベテランのPythonに関する教育施策	
 15.生成AI活用が想定される業務	
 16.今後のプログラミングに関する方向性	
  ■コントローラ種間の言語統一の可能性	
  ■スクリプト言語採用の方向性	
	
VI.ユーザー回答一覧編 	323
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本体価格 税込価格 ネットワーク共有
書籍版 800,000円 880,000円 -
書籍版 PDF版 880,000円 968,000円
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