REPORTS調査レポート

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    容器包装における紙化の将来性と高機能化動向

    容器包装における紙化の将来性と高機能化動向
    発刊日2020/12/24 172008707

    海洋マイクロプラスチック問題を契機に、あらゆる分野で脱プラスチックの流れが加速しています。特にプラスチック使用量が多い容器包装を中心にリサイクルやプラスチック使用量の削減、環境負荷を低減する素材・製品の拡充が求められています。その中で環境負荷を低減する素材として、紙を用いて容器包装を生産することでプラスチック使用量を削減する動きが活発化しており、最新の情報が求められています。そこで、脱プラスチックの潜在ニーズが高い食品分野や日用品分野を中心に、プラスチック容器・軟包装においてプラスチックから紙への代替動向を分析することで、容器包装における紙化の将来性を明らかにします。また、製紙メーカーや包装メーカー、容器包装ユーザー(食品メーカー、流通大手など)の開発動向や紙化の見解も調査することで、各企業の容器包装における紙化の事業戦略を分析します。

目次

[A]総括編	1
 1. プラごみ問題の概要	2
 2. 脱プラスチックにおける紙化の位置づけ、および容器包装における紙製容器包装の位置づけ	3
  1) 脱プラを中心とした環境負荷低減対策	3
  2) 脱プラにおける紙化の位置づけ	3
  3) 容器包装における紙製容器包装の位置づけ	4
  4) 新規紙素材・既存紙の定義	4
  5) 新規紙製容器包装・既存紙製容器包装の定義	4
 3. 再生プラスチック・バイオマスプラスチックとの競合動向	5
  1) 食品	5
  2) 化粧品・トイレタリ	5
  3) 再生プラスチックやバイオマスプラスチックの採用商品事例	6
 4. 紙リサイクルの課題・問題点	9
 5. 紙系素材(紙/プラスチック複合材料、石灰石系、パルプモールドなど)の課題・問題点	11
 6. 紙化の課題・問題点、紙化の利点、普及シナリオ	15
  1) 紙化の課題・問題点	15
  2) 紙化の利点	17
  3) 普及シナリオ	18
 7. 容器包装のコスト分析	19
  1) 食品	19
  2) 化粧品・トイレタリ	19
 8. 法規制動向	20
 9. 日本市場規模推移(2018年実績~2025年予測、数量・金額)	23
  1) 容器包装全般	23
  2) 紙製容器包装	24
  3) 容器包装用紙素材	25
  4) 新規紙素材	26
   (1) 食品	26
   (2) 化粧品・トイレタリ	27
 10. 機能性付与材の日本市場規模推移(2018年実績~2025年予測、数量・金額、紙素材向け)	28
  1) バリアコート材	28
  2) ヒートシール材	28
  3) インキ	29
 11. 日本における近年の代表的な紙化事例	30
  1) 食品	30
  2) 化粧品・トイレタリ	33
 12. 海外市場の事例	33
  1) 食品	33
  2) 化粧品・トイレタリ	34

[B]新規紙製容器包装市場編	35
 B1.食品市場編	36
  1. 製品概要(紙製容器包装の分類[用途])	37
   1) 紙製容器包装の分類(用途)	37
   2) 紙製容器包装の用途一覧	38
   3) 紙製容器包装の用途別既存エンドユーザー例	39
  2. 参入メーカー一覧	40
  3. 新規紙製容器包装の日本市場規模推移(2018年実績~2025年予測、数量・金額)	42
  4. 用途別日本市場規模推移(2018年実績~2025年予測、数量・金額)	43
   1) 新規紙製容器包装	43
   2) 既存紙製容器包装	44
  5. 部位別採用動向、要求特性	45
  6. 紙素材の高機能化動向(バリア性、ヒートシール性、耐水耐油性、等)	46
  7. 技術課題、新規容器包装の可能性・新規開発動向	47
   1) 技術課題	47
   2) 新規容器包装の可能性・新規開発動向	47
  8. 製紙メーカーや素材メーカーの取り組み、新規開発動向	50
   1) 製紙メーカーや素材メーカーの取り組み(製品展開状況)	50
   2) 製紙メーカーや素材メーカーの新規開発動向	53

 B2.化粧品・トイレタリー市場編	54
  1. 製品概要	55
   1) 紙製容器包装の分類	55
   2) 紙製容器包装の用途一覧	55
  2. 参入メーカー一覧	56
  3. 新規紙製容器包装の日本市場規模推移(2018年実績~2025年予測、数量・金額)	57
  4. 用途別日本市場規模推移(2018年実績~2025年予測、数量・金額)	58
   1) 新規紙製容器包装	58
   2) 既存紙製容器包装	59
  5. 部位別採用動向、要求特性	60
  6. 紙素材の高機能化動向(バリア性、ヒートシール性、耐水耐油性、等)	60
  7. 技術課題、新規容器包装の可能性・新規開発動向	61
   1) 技術課題	61
   2) 新規容器包装の可能性・新規開発動向	61
  8. 製紙メーカーや素材メーカーの取り組み、新規開発動向	64
   1) 製紙メーカーや素材メーカーの取り組み(製品展開状況)	64
   2) 製紙メーカーや素材メーカーの新規開発動向	65

 C.エンドユーザー事例編 (36社)	66
  1.食品・飲料メーカー(16社)	67
  2.化粧品・トイレタリメーカー(12社)	101
  3.その他(流通・外食)(8社)	125

 D.容器包装メーカー事例編 (20社)	145
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