REPORTS調査レポート
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スマートセル・微生物応用による化学品・エネルギー産業ロードマップ
カーボンニュートラルの実現に向けて、化石資源以外から化学品、燃料を生産できる手法確立への機運が高まっています。微生物の利用によって各種バイオマスやCO2、水素を原料に化学品や燃料の生産が可能になれば化学メーカーにとってカーボンニュートラルを進めるための大きな手段となりえます。微生物利用化学品・燃料生産技術は、主に「バイオマス由来」と「CO2、水素、メタン由来」の2種類があり、化学メーカーのみならず、製鉄、エンジニアリングなどの企業でも研究開発が行われており、一部では実用化が進められています。本マルチクライアント特別調査企画では、これら微生物利用化学品・燃料生産技術に関し、現状の技術レベル、利用微生物、製造方法、ターゲットとなる化学品・燃料、技術ロードマップなどについて明らかにします。
調査目的
調査対象
1) 主要調査対象品目 ■バイオマス
糖:IPA、アジピン酸、アスパラギン酸、イソブタノール、イソブテン、イソプレノイド、イソプレン、1,4-ブタンジオール、インジゴ、コハク酸、cis,cis-ムコン酸、タンパク質素材(主に繊維)、PHA、ヒドロキシチロソール、ファルネセン、フェノール、ブタジエン、芳香族化合物、油脂 グルタミン:アンモニア 植物油:天然由来界面活性剤、PHBH 廃グリセロール:ブタジエン ■CO2・他 CO2、CO、水素:エタノール、エチレン、脂質、水素細菌由来化合物、中鎖脂肪酸、微細藻類由来バイオ燃料 メタン、CO2:メタノール、PHB 2) 主要調査対象企業 ■化学品生産 カネカ、京都大学、熊谷組、Green Earth Institute、グリーンケミカルズ、CO2資源化研究所、Spiber、積水化学工業、双日、ダイセル、中国電力、ツカサペトコ、DIC、東京都立大学、東洋紡、東レ、長岡技術科学大学、日本製鉄、日本ゼオン、BioPhenolics、不二製油グループ本社、マイクロバイオファクトリー、三井化学、三菱ケミカル、Amyris、Cemvita Factory 、Genomatica、Gevo、Global Bioenergies、Industrial Microbes ■燃料生産 かずさDNA研究所、ちとせグループ、ユーグレナすべて表示
調査項目
■生産品目別技術・市場動向編 1. 製造技術の概要
2. 主要参入企業・機関 3. 技術ロードマップ 4. 市場動向 5. 価格動向 6. 課題点 7. 今後の方向性 8. 国内外の開発動向 ■微生物利用化学品・燃料生産技術の研究開発企業・機関ケーススタディ 1. 企業概要 2. 微生物利用技術の概要 1) 対象技術 2) 製造プロセス 3. 現行開発技術の状況 4. ターゲットとなる化学品・燃料 5. 開発ロードマップ 6. 開発目標 7. 課題点すべて表示
目次
I. 総合分析編 1 1. 調査結果概要 2 2. 市場動向 3 1) 世界市場規模推移および予測 3 2) 微生物利用化学品・燃料の有望性 5 3) 価格動向 7 3. 技術ロードマップ 8 1) 主要企業・研究機関における現状の技術レベルと実用化見込時期 8 2) 技術ロードマップ 10 4. 微生物利用化学品・燃料生産技術の分類 11
1) 技術分類 11 2) 微生物を利用して生産可能な化学品・燃料一覧 13 3) 製造技術の概要 15 5. 微生物利用化学品・燃料のフローチャート 16 1) 石油化学品を代替できる微生物利用化学品 16 2) 原料別微生物利用化学品・燃料のフローチャート 19 6. 業界構造・連携状況 21 7. 課題点 25 1) 全体動向 25 2) 各分野における課題 26 8. 国内外における支援策 27 1) 日本 27 2) 海外 29 9. 生産品目別概要一覧 30 II. 生産品目別技術・市場動向編(生産品目ケーススタディ) 33 A:バイオマス由来 A1. IPA 34 A2. アジピン酸 37 A3. アスパラギン酸 40 A4. イソプレン 42 A5. 1,4-ブタンジオール 45 A6. インジゴ 48 A7. コハク酸 51 A8. cis,cis-ムコン酸 55 A9. ヒドロキシチロソール 58 A10. ファルネセン 61 A11. フェノール 64 A12. ブタジエン 67 A13. 芳香族化合物 70 A14. 油脂 74 A15. アンモニア 77 A16. PHBH 81 B:CO2・他由来 B1. エタノール 84 B2. エチレン 87 B3. 水素細菌由来化合物 90 B4. 微細藻類由来バイオ燃料 93 III. 微生物利用化学品・燃料生産技術の研究開発企業・機関ケーススタディ 98 C:国内企業・研究開発機関 C1. かずさDNA研究所 99 C2. カネカ 102 C3. 京都大学 105 C4. 熊谷組 109 C5. Green Earth Institute 112 C6. CO2資源化研究所 113 C7. Spiber 116 C8. 積水化学工業 117 C9. 双日 120 C10. ダイセル 124 C11. ちとせ研究所 127 C12. 中国電力 128 C13. ツカサペトコ 130 C14. 東京都立大学 131 C15. 東洋紡 132 C16. 東レ 133 C17. 長岡技術科学大学 136 C18. 日本製鉄 138 C19. 日本ゼオン(イソプレン) 139 C20. 日本ゼオン(ブタジエン) 142 C21. BioPhenolics 145 C22. 不二製油グループ本社 148 C23. マイクロバイオファクトリー(インジゴ) 150 C24. マイクロバイオファクトリー(cis, cis-ムコン酸) 153 C25. マイクロバイオファクトリー(ヒドロキシチロソール) 155 C26. 三井化学 158 C27. 三菱ケミカル(イソプレノイド) 160 C28. 三菱ケミカル(PTT MCC Biochem)(コハク酸) 162 C29. ユーグレナ 164 D:海外企業 D1. Amyris 168 D2. Cemvita Factory 169 D3. Genomatica 170 D4. Gevo 171 D5. Global Bioenergies 173 D6. Industrial Microbes 175 E:その他企業・研究機関 E1. その他企業・研究機関 177すべて表示
レポートサマリー
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