PRESSRELEASE プレスリリース
デンタルフロス歯周病予防を気にする世代を中心に拡大2014年比3.8%増の108億円
風呂釜洗浄剤子供を持つ家庭に向けての販促が奏功2014年比20.0%増の24億円
総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋 清口正夫 代表取締役)は、2015年5月から3回に分けてトイレタリー用品89品目の調査をしている。その第1回目の調査結果を「トイレタリーグッヅマーケティング要覧 2015 No.1」にまとめた。この報告書ではバス、オーラルケア、トイレ、冷感、シェービング関連など30品目の国内市場を調査・分析した。なお、第2回目は、衣料、スキンケア、ハウスホールド、ヘルスサポート、第3回目はキッチン、殺虫剤、サニタリー関連の市場を調査・分析し、順次結果を発表していく。
◆調査の概要
日本経済は2014年の秋以降景気回復機運が本格化している。好況感を背景にトイレタリー市場においてはパーソナルケア関連や、芳香消臭剤などの嗜好性の高い品目において、従来品よりも高価格帯の付加価値訴求商品の投入が相次いでいる。
◆注目の品目
2014年 |
2015年見込 |
2014年比 |
|
| 家庭用マスク | 243億円 |
248億円 |
102.1% |
| デンタルフロス | 104億円 |
108億円 |
103.8% |
| 風呂釜洗浄剤 | 20億円 |
24億円 |
120.0% |
1.家庭用マスク
2014年は花粉の飛散量が北・東日本で例年よりも少なく、またPM2.5や黄砂についても前年に比べてメディアに取り上げられる頻度が減った。しかしインフルエンザが例年よりも早く流行したことからウイルス対策として冬季の需要が増加し、市場は前年に引き続き拡大した。
2015年は5月以降、韓国でMERS(中東呼吸器症候群)感染が拡大したことから、国内でも対策として卸・小売店で家庭用マスクに対する取扱いニーズが高まったが、現在のところ感染例がみられないことや、花粉の飛散量が全国的に少なかったことから、市場の伸びは鈍化するとみられる。
2.デンタルフロス
2014年のオーラルケア市場は各品目が消費税増税前の駆け込み需要を取り込み、好調となった。近年はオーラルケア意識そのものが高まっていることや、歯科医やメーカーが口腔内トータルケアの見地から歯磨・歯ブラシに加えて、デンタルフロスや洗口液の併用を推奨していることから、各品目とも今後も堅調に推移するとみられる。
デンタルフロスは歯間ブラシにおいて歯茎を傷つけにくいやわらかいゴム製の人気が高く、2014年はサンスターやデンタルプロから新商品が投入され、市場が拡大した。今後も歯周病予防を気にする50代以上の需要を中心に拡大していく。
3.風呂釜洗浄剤
2014年は消費税増税前の駆け込み需要と、4月以降その反動もみられたが、上位メーカーが風呂釜洗浄剤を使用した清潔な浴槽での入浴を訴求する販促を行ったところ、小さな子供のいる家庭の需要を取り込み、市場は拡大した。2015年も引き続き子供を持つ家庭に向けた販促が続けられ、拡大が見込まれる。
◆調査対象
| バス | バスクリーナー、風呂釜洗浄剤、防カビ・カビ取り剤、浴用剤、石鹸、ハンドソープ、シャンプー、リンス・コンディショナー、ヘアトリートメント、ボディシャンプー、ボディローション、洗顔料 |
| オーラルケア | 歯磨、歯ブラシ、義歯安定剤、義歯洗浄剤、デンタルフロス(歯間清掃用具)、洗口液 |
| トイレ | トイレ イレ洗浄液、トイレ洗浄剤、トイレ用芳香・消臭剤、トイレットペーパー |
| 冷感・シェービング・その他 | 冷用枕、冷却シート・パック、冷感スプレー、替刃、ディスポーザブルカミソリ、シェービング料、家庭用マスク、自動車用芳香・消臭剤 |
※一部の数字は四捨五入しています。このため合計と一致しない場合があります。
