PRESSRELEASE プレスリリース

第23093号

コンパクトカーやSUVなどセグメント別の電動車市場を調査
― 2035年予測(2022年比) ―
■電動車の注目車種セグメント別世界市場(乗用車・新車販売台数)
SUV 5,806万台(6.8倍)
自動車メーカーの開発動向と消費者のニーズが合致し、市場拡大。その内、EVは4,262万台
コンパクトカー 863万台(4.6倍)
小型車でも電動化の動きが進む。特にEVは751万台に増加

総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋 社長 菊地 弘幸 03-3241-3470)は、EVを中心に拡大が続く電動車市場について、自動車メーカーの展開や消費者ニーズをより具体的に把握するため、車種セグメント別に調査した。その結果を「2023年版 HEV,EV主要車種別販売データブック」 にまとめた。

この調査では、HV、PHV、EV、FCV、48VマイルドHVを対象に、車種セグメント別(軽自動車、コンパクトカー、クーペ、ハッチバック、ミニバン/ワンボックス、ステーションワゴン、SUV、セダン、スポーツカー、ピックアップトラック、その他)世界市場の現状を分析し、将来を展望した。

◆調査結果の概要

●電動車の注目車種セグメント別世界市場(乗用車・新車販売台数)

 

2022年

2035年予測

2022年比

コンパクトカー

188万台

863万台

4.6倍

SUV

850万台

5,806万台

6.8倍

ピックアップトラック

10万台

179万台

17.9倍

SUVは世界的な人気車種となっており、2022年の電動車市場において約5割を占めた。SUVは車高が高く床下に電動部品を配置しやすいため、自動車メーカーは電動車のラインアップの主力に位置付けている。また、消費者にとっては、スポーティーなデザインかつラゲッジスペースが大きいほか、3列シートの車種も増えたことからミニバンと同じような感覚で使用することができる利点がある。加えて、高い車高によって視野が広く、長時間のドライブでも疲れにくいため、需要が高い。従来のSUVは中大型が中心であったが、現在はコンパクトSUVといった新たな車種展開も増えており、市場は拡大している。

2035年のSUVは電動車全体の70%を超える5,806万台まで拡大すると予測される。また、カーボンニュートラル実現に向けて幅広いセグメントで電動車が普及するとみられ、価格や操作性からコンパクトカーの新車販売台数も拡大すると予想される。また、現状は航続距離や価格がネックで電動化が遅れているピックアップトラックも、電池の性能向上や製造コストの低下によって大きく伸長するとみられる。一方、自動車全体でセダンの需要は鈍化しており、電動車市場でも同様の傾向がみられる。

●EVの注目車種セグメント別世界市場(乗用車・新車販売台数)

 

2022年

2035年予測

2022年比

コンパクトカー

140万台

751万台

5.4倍

SUV

317万台

4,262万台

13.4倍

セダン

142万台

289万台

2.0倍

EVにおいてはSUVの新車販売台数が多く、今後も人気は継続するとみられ、2035年のSUVのEV新車販売台数は、2022年比13.4倍の4,262万台が予測される、また、コンパクトカーも大きく伸長し、2035年の新車販売台数は2022年比5.4倍の751万台が予測される。

◆調査対象

電動車

HV

PHV

EV

FCV

48VマイルドHV

車種セグメント別

・軽自動車

・ハッチバック

・ステーション

・セダン

・スポーツカー

・コンパクトカー

・ミニバン/

ワゴン

・ピックアップ

・その他

・クーペ

ワンボックス

・SUV

トラック

 

自動車メーカー事例

参入企業22社


2023/08/24
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