PRESSRELEASE プレスリリース

第26094号

中国における車載電池向け熱暴走・振動対策材料の主要7品目の市場を調査
― 2040年予測(2025年比) ―
■車載電池向け熱暴走・振動対策材料の主要7品目の中国市場 454億元(80.2%増)
政府による安全基準の強化、バッテリーの構造変化、新たな熱管理技術の導入などにより拡大

総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋 代表取締役 菊地 弘幸 03-3241-3470)の中国現地法人である中聯富士経済諮詢有限公司は、EV普及を進める中国でEVのバッテリーの熱暴走による火災や爆発が問題となる中、対策の一つの要素として注目される車載電池向け熱暴走・振動対策材料の主要7品目の中国市場を調査した。その結果を「中国における車載電池向け熱暴走・振動対策材料の現地実態調査」にまとめた。

この調査では、液状TIM、ポリウレタン系材料、フォーム系材料、シリコーンゴム、マイカ系材料、エアロゲル、絶縁シートを対象に、中国における車載電池向け熱暴走・振動対策材料の主要7品目の市場の現状を明らかにし、将来を展望した。

◆調査結果の概要

■車載電池向け熱暴走・振動対策材料の主要7品目の中国市場

車載電池向け熱暴走・振動対策材料の主要7品目の中国市場

中国におけるEVやPHVの生産拡充と車両1台あたりの搭載バッテリー容量の増加に伴い、市場拡大が予想される。2025年の市場は252億元であったが、2040年には2025年比80.2%増の454億元が予測される。

電動自動車の普及が進む中国では、記録的な猛暑などにより車載バッテリーが過熱されることで起きる火災や爆発が問題となっている。中国政府は2025年にEVの熱暴走に関する強制安全施策「GB 38031-2025」を制定し、従来規格より包括的な安全対策を定め、発火や爆発を未然に防ぐ方針を押し出すなど安全基準の強化を進めている。対策技術の開発や構造変更を含めた次世代バッテリーへのシフト、新たな熱管理技術の導入の進展などにより、車載電池で使用される熱暴走・振動対策材料の需要が高まると予想される。市場規模の大きい絶縁シートや、液状TIMなどを中心に、各材料が大きく伸長するとみられる。

◆調査対象

液状TIM
・放熱ギャップフィラー(Thermal Encapsulant/Thermal gel/Thermal paste/Thermal greaseを含む)
・放熱接着剤

ポリウレタン系材料
・ポリウレタンフォーム
・ポリウレタンシート

フォーム系材料
・PP/EVA系フォーム
・シリコーンフォーム ※ポリウレタンフォームを除く

シリコーンゴム
・発泡シリコーンゴム
・セラミック化シリコーンゴムシート

マイカ系材料
・マイカシート
・マイカテープ

エアロゲル
・エアロゲル

絶縁シート
・絶縁ガスケット
・絶縁パッド

中国企業ケーススタディ
・20社


2026/8/26
上記の内容は弊社独自調査の結果に基づきます。 また、内容は予告なく変更される場合があります。 上記レポートのご購入および内容に関するご質問はお問い合わせフォームをご利用ください、 報道関係者の方は富士経済グループ本社 広報部(TEL 03-3241-3473)までご連絡をお願いいたします。