PRESSRELEASE プレスリリース

第26109号

ペットのヘルスケアに関する市場を調査
― 2030年予測(2025年比) ―
■ペットヘルスケア注目5領域の国内市場 4,193億円(21.3%増)
動物医療の高度化や物価上昇に伴う医療費高騰の備えとしてペット保険を含むトータルケアが伸長

総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋 代表取締役 菊地 弘幸 03-3241-3470)は、ペットの長寿化が進む中、健康維持に加え、治療や病気の備えなどを目的に注目が集まるペットヘルスケア関連の国内市場を調査した。その結果を「ペット-ヘルスメンテナンス市場の最新トレンドと将来展望」にまとめた。

この調査では、ペットのヘルスケアに関連する物販やサービスで注目されるトータルケア、皮膚ケア、シニアケア、デンタルケア、肥満ケアの5つの領域を対象に、療法食やプレミアムフード、検査サービスなど9品目を横断的に分析することで、ペットヘルスケア関連の市場の現状を明らかにし、将来を展望した。また、ペットの感染症予防市場についても調査した。

※ペットは犬と猫を対象

◆調査結果の概要

■ペットヘルスケア注目5領域の国内市場

ペットヘルスケア注目5領域の国内市場

ペットが長寿化する中、ペットのヘルスケアは病気の治療だけでなく、疾患予防や治療後の状態維持、QOLの向上など、治療の前後や日常的な健康維持にも関心が広がっている。それに伴い、市場は堅調に拡大しており、2026年は3,639億円が見込まれる。

市場規模が大きいトータルケアにおいて、中でも7割以上を占めるペット保険が好調である。コロナ禍以降、Webを通じたペットオーナーの認知、加入検討が増えている。犬向けが契約の9割強を占めていたが、猫向けも増えている。

今後もトータルケアが市場拡大をけん引する。特に、動物医療の高度化や物価上昇に伴う医療費高騰が続くとみられるため、その備えとしてペット保険の続伸が予想される。なお、参入各社は猫の保険加入促進に向けWeb施策や販売チャネルの拡充を進めている。また、トータルケアでは、フード類も免疫賦活や腸内環境改善などを訴求したプレミアムフード、サプリメント、スナックなどが、健康意識が高まるペットオーナーの需要を獲得している。そのほかの領域でも、増加するシニア猫の影響でシニアケアの伸びが期待される。加えて、歯磨きシートなど初心者をターゲットとした用品や、噛むことで歯垢を落とすことを訴求したガムといった手軽なケアをコンセプトにデンタルケアが伸長することなどから、2030年の市場は2025年比21.3%増が予測される。

◆調査対象

ペットヘルスケア領域
・トータルケア
・皮膚ケア
・シニアケア
・デンタルケア
・肥満ケア
・感染症予防
ペットヘルスケア領域の対象品目
・療法食
・プレミアムフード
・サプリメント
・スナック
・ケア用品
・動物用医薬品/医薬部外品
・検査サービス
・ペット保険
・健康管理サービス/デバイス

※各領域は、上記品目を横断的に対象とした



2026/10/13
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