PRESSRELEASE プレスリリース

第20080号

希釈飲料の国内市場をカテゴリー別に調査
―2020年見込(2019年比)―
■希釈飲料の国内市場 485億円(22.8%増)
~在宅率の上昇からストック需要が増加。割り材でアレンジできる点も好評~
●ビネガードリンク 市場 152億円(40.7%増)
~酢の美容、健康性の認知が進んでおり、リピートユーザーの定着などから市場拡大~

総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋小伝馬町 社長 清口 正夫 03-3664-5811)は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による在宅率の上昇などから需要が増加している希釈飲料の国内市場を調査した。その結果を「ホームユース需要開拓に向け多様化が進む希釈飲料の実態調査と将来分析」にまとめた。

この調査では、希釈飲料7カテゴリーの市場動向を捉え、将来を展望した。また、各カテゴリーの容器およびチャネル別動向なども明らかにした。

◆調査結果の概要

■希釈飲料の国内市場

2019年

2018年比

2020年見込

2019年比

395億円

111.3%

485億円

122.8%

希釈飲料は、パッケージ飲料と比較して経済性やストックに適している点や味の調整が可能である点などが支持され、参入する企業が増加し堅調に市場は拡大している。2020年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による在宅率の上昇から家庭でのストック需要が増加し、また、水や牛乳などで割ってアレンジできる点も好評で、2019年比22.8%増の485億円が見込まれる。

◆カテゴリー別動向

●ビネガードリンク

2019年

2018年比

2020年見込

2019年比

108億円

135.0%

152億円

140.7%

ビネガードリンクは酢の美容、健康性の認知が進んでおり、リピートユーザーの定着や果実酢など飲みやすい商品の増加により若年層の需要を取り込んでいることから市場が拡大している。2020年は2019年比40.7%増の152億円が予想される。

●茶系飲料

2019年

2018年比

2020年見込

2019年比

7億円

-

19億円

2.7倍

日本茶、ウーロン茶、麦茶、ブレンドティ、その他ティードリンクの希釈商品を対象とする。茶系飲料は2019年にサントリー食品インターナショナルが濃縮缶を発売したことで市場が形成された。2020年は伊藤園が参入するなど市場は活性化しており、2019年比2.7倍の19億円が見込まれる。今後も各社の販促によりトライアル層の獲得やリピーターの育成が進み、市場拡大するとみられる。

●コーヒー

2019年

2018年比

2020年見込

2019年比

41億円

102.5%

58億円

141.5%

コーヒー成分を抽出したコーヒー濃縮液を対象とし、1杯ずつ希釈するポーションや粉末は含まない。コーヒーの濃縮液としてはポーションが主体であったが、2016年にサントリー食品インターナショナルが「ボス ラテベース」を発売したことで大幅に拡大した。2020年は在宅率の上昇によりリキッドコーヒーからの移行や、外食産業からの需要を取り込み、2019年比41.5%増の58億円が見込まれる。

●果汁・野菜

2019年

2018年比

2020年見込

2019年比

33億円

113.8%

36億円

109.1%

果汁・野菜はアサヒ飲料「ほっと」シリーズの堅調な伸びに加え、近年は炭酸やアルコールなど割り材が多様化していることなどから需要が増加している。2019年はキリンビバレッジの「世界のkitchenから」の配荷拡大や新商品の投入により大幅に伸長した。2020年も市場は続伸するとみられる。

◆調査対象

・乳性タイプ

・紅茶

・その他

・コーヒー

・果汁・野菜

 

・茶系飲料

・ビネガードリンク

 


2020/07/30
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