INTERVIEW #06
専門の領域を確立し、自分自身に市場価値を感じることがやりがいに

2018年 新卒入社

リサーチャー(樹脂高機能フィルム)

富士キメラ総研 第一部 所属

RY
入社のきっかけ
私は就職活動を行う中で、業種を絞れずに悩んでいました。その時に富士経済グループのインターンシップを見つけ偶然参加したのが最初でした。
特殊で参入メーカーが少ない業界であることや、企画・調査・営業を全て担当できること、様々な業種の方と会うことができ、市場に詳しくなれることなど他の会社では経験できない業務内容に魅力を感じました。
また、インターンシップでは業務体験を行うことができ、自分で考え、仮説を立ててそれを検証するといった業務も私に向いていると思いました。
担当している職務
私はケミカル関連材料を調査する部署に所属しており、主にディスプレイ、食品包装、抗菌・抗ウイルス製品について調査を行っております。調査範囲は広く、一見関連していないように感じますが意外なところで市場が繋がっています。幅広い調査を行うことは難しく大変ですが、その分お客様に広く提案を行うことができます。比較的成熟しているケミカル市場では、メーカーの新規用途の開拓が危急の問題であり、お客様に頼りにされることが多いです。
仕事のやりがい
1、2年目は分からない事が多く勉強の毎日ですが、3年目になると自分の領域が確立され始め、その領域のスペシャリストになることができます。
弊社では勤務年数に関係なく分野ごとのスペシャリストが頼りにされ、先輩社員やお客様から業界について相談されることもあります。自分の領域を確立することができると、自分自身に市場価値を感じることができ、非常にやりがいを感じます。
今後は自分の領域を広げ、様々なジャンルでのスペシャリストを目指します。
受託調査の流れ(スケジュール2ヶ月の場合)
  • PROJECT START 調査依頼を受ける

    お客様から調査の相談を受ける。
    お客様のニーズ、知りたいことを汲み取り、調査の提案を行う。

  • 1ST WEEK 情報収集

    インターネット、国会図書館などで情報を収集。
    ここでできるだけ多く情報を集める。
    情報が少ないと、調査の途中でまた情報を集めなくてはいけなくなる。

    アポイントリスト作成

    情報交換を行いたい企業をリストアップ。
    どこの企業に行けば聞きたいことが聞けるか、イメージしながらリストを作成する。
    調査のゴールをイメージできていないと時間のロスに。

  • 2ND WEEK アポイント取り(TEL)

    作成したリストを使い、アポイントをとる。
    TELで依頼をするため、簡潔に要点を話すことを心がける。
    だらだらと話したり、要点を伝えることができないと会ってもらえなくなってしまう。

    情報交換の準備

    情報交換に必要な準備を行う。
    集めた情報や今までのデータを参考に資料を作成。
    また、当日話す内容を考えておくとスムーズにいく。

  • 5TH WEEK ~ 7TH WEEK 情報交換

    お客様の会社に訪問。
    1時間程度の情報交換を行う。
    先方は部長職以上の場合が多く、40歳以上の方が多い。
    緊張もするが、対等に議論ができるとやりがいが大きい。
    自分が得意な分野ではお客様に市場について教えることもある。
    お客様に頼られると、調査員として一人前になったように感じる。
    調査によっては20件程度訪問する場合もある。

    情報の整理

    会社に戻った後は情報の整理を行う。
    莫大な情報を得るため、自分で整理することは非常に重要。 これを疎かにすると、最後に困ってしまう。

    原稿作成

    集めた情報をもとに報告書を作成。
    お客様の要望に沿って報告書を作成。
    分かりやすくアウトプットをする必要があり、上司に相談しながら作成。

  • 8TH WEEK 報告会

    お客様へ調査結果をご報告。
    役員クラスが出てくることも多く、緊張する。
    しっかり調査ができていれば、お客様は喜んでくれる。
    パワーポイントで発表することが多く、発表のスキルも重要。