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    病院検査室・次世代運営戦略によるラボラトリーオートメーションの2035年フォーキャスト分析

    病院検査室・次世代運営戦略によるラボラトリーオートメーションの2035年フォーキャスト分析
    発刊日2025/02/14 122409709

    病院検査室の自動化が進む中で、生化学を専門としたマニュアル操作による検査経験が豊富な技師は少なくなり、現在の50代以降の技師が最後の世代ともいえる状況です。また、病院経営における検査室の位置付けや求められる運営戦略が変化しております。その中で、臨床検査の自動化は単純な業務効率の問題だけでなく、検査室における技師の配置戦略や人材難対策、院内の業務範囲、デジタル化戦略などに関わる戦略の骨子となっております。本レポートでは、技師長世代交代や病院検査室の運営戦略などから、自動化ニーズがどう変化するのか、自動化学分析装置や搬送ライン、LIS等のソフトウェアといった臨床検査室の自動化についてフォーキャスト分析と現状分析を行うことで、中・長期戦略と短期戦術の両方でご活用いただけるレポートです。

調査項目

I.総合分析編
〈A.検査室の自動化フォーキャスト分析(中・長期ストラテジー向け)〉
 (1) 5ー10年後の検査室自動化の全体像(現在と将来を比較)
 (2) 検査室運営における各テーマの5ー10年後予測
   1)汎用/専用 装置・試薬
   2)生化学装置と免疫装置の接続
   3)搬送ライン
   4)トータルソリューション
   5)検査室のブランチ化
 (3) 検査室の運営方針・戦略・実態
   1)次世代の技師長による検査室の運営方針予測
   2)5ー10年後の臨床検査技師の人員確保
   3)生化学検査を専門とする技師長の5ー10年後の割合変化/
     次世代技師長の検査専門分野の方向性
 (4) 検査室の総合的な自動化について今後の需要と進行度(病床数別に分析)
〈B.検査室の自動化現状分析(短期タクティクス向け)〉
 (1) 現在の検査室自動化の全体像
 (2) 自動化学分析装置における現状
   1)汎用/専用 試薬・装置の導入現状と重要性
   2)導入形態と台数(病床数別に分析)
   3)汎用⇔専用の切り替え可能性
 (3) 搬送ラインの導入現状(病床数別に分析)
   1)搬送ラインを導入している施設と複合機のみを導入している施設の割合
   2)各機能(遠心・開栓・分注・仕分け・閉栓・保管など)の接続率
   3)搬送ラインと自動化学分析装置のブランド統一の重要性、可能性

II.アンケート編
 使用製品と自動化の実態
 〈 A.自動化学分析装置 〉
   1.採用している自動化学分析装置について
   (生化学装置+免疫装置の複合機も含めて回答)
   (1) 機種名 
   (2) 台数・導入形態 
   (3) 採用理由
   2.(1.で複合機を導入している場合)
    複合機があれば搬送ラインは必要ないと思うか、その理由
   3.汎用装置/専用装置のメリット・デメリット
   4.汎用装置/専用装置への切り替え可能性と理由
   5.装置を採用する際の汎用/専用の重要性
   6.自動化装置における将来的な専用化/汎用化の見通し
   7.専用試薬から汎用試薬に切替えたい検査項目はあるか
   8.あればその検査項目名、理由(パッケージ化したい、精度管理の面など)
 〈 B.搬送ライン(検体検査自動化システム)〉
   1.導入状況/導入理由
   2.採用メーカー名/採用理由
   3.搬送ラインに付けている機能
    (遠心・開栓・分注・仕分け・閉栓・保管など)
   4.付けている機能、付けていない機能についての理由および今後付けたい機能
   5.自動化学分析装置とブランドを統一する必要性
 〈 C.LIS(検体検査情報システム)など〉
   1.LISなどのソフトウェア導入状況/包括範囲
   2.検査状況分析のための分析ツール導入状況
 検査室の運営方針および今後の動向
 〈 D.臨床検査室の現状の運営方針〉
   1.搬送ラインも含めた総合的な自動化のニーズ
   2.自動化を進める際に何を優先して決めるか
   (自動化学分析装置、搬送ライン、その他)
   3.今後自動化を希望する検査分野とその理由
   4.搬送ライン、装置・試薬を同ブランドで統一する際の利点と問題点
 〈 E.臨床検査室の今後の運営方針 〉
   1.5~10年後、次世代の技師長に代替わりした時に自動化に対する
    運営方針はどうなるとみているか。
    (経営層目線と次期技師長目線の理想像について)
   2.人手不足の現状、求人の集まりやすさ
   3.現技師長の専門分野
   4.次期技師長候補の専門分野
   5.コスト削減のため、今後検査室のブランチ化も考えているか
   6.技師のタスクシフトについて経営層から指示されているか(診療への参画など)
   7.指示がある場合実際どの程度進められているか
   8.技師長が考える検査室の付加価値について
    (今後どのような価値を検査室に見出していくのか)
   9.自動化の目的・何を見越しているのか(人員維持など)
 〈F.LIS(検体検査情報システム)などの将来動向〉
   LISなどのソフトウェアの今後の包括範囲
   (将来どこまでソフトウェアでの管理を進めたいか)
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