PRESSRELEASE プレスリリース
2013年比0.1%減の21兆5,806億円
菓子類:健康効果が期待されチョコレートが好調 同1.4%増の1兆5,070億円
総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋 清口正夫 代表取締役)は、2014年8月から6回に分けて行った27分野401品目の加工食品国内市場の調査結果を総括分析し、その結果を報告書「2015年 食品マーケティング便覧 総市場分析編」にまとめた。この報告書では2014年の業界動向、カテゴリー別市場分析、消費税増税や原材料コストの変化が市場に与える影響、付加価値提案商品の動向、今後の市場展望など加工食品市場を横断的に捉えると共にリーディング企業33社の事業戦略を分析した。
◆調査結果の概要
1.国内加工食品市場 (27分野401品目)
2013年 |
2014年見込 |
前年比 |
|
市場規模
|
21兆5,991億円 |
21兆5,806億円 |
99.9% |
2014年の国内の加工食品市場は付加価値提案型商品の育成が強化される一方、4月の消費税増税により販売価格が上昇し、消費者の節約志向が強まった。また、原材料のコストアップ、円安による商品価格の改定や規格の変更なども相次ぎ、商品価格の上昇が加速し、さらに節約志向が高まり市場はわずかに縮小している。
依然として低価格を訴求する品目は多いが、コストアップが進行する状況下では、各品目のシェア上位企業を中心に特売頻度を抑制して付加価値型商品を強化し、収益構造を改善する動きが活発となり、2015年は低価格帯商品との二極化がさらに進むとみられる。
2.2014年の注目マーケット
今回対象にした加工食品401品目の内、2014年に前年比20%増以上の拡大が見込まれる市場は冷凍水ギョーザ、リキュール類、シリアルフーズ、麦茶(リキッドタイプ)の4品目となった。
主な拡大の要因 |
品目 |
| 大人向け、本格訴求 | リキュール類、シリアルフーズ |
| 通年需要開拓 | 冷凍水ギョーザ、麦茶(リキッドタイプ) |
| 消費税増税時のお得感 | 麦茶(リキッドタイプ) |
冷凍水ギョーザは外食メニューから家庭向け商品が拡充され、鍋メニューを中心に、冷やして食べる夏季メニューの提案により通年需要の開拓が進んだ。 リキュール類は氷を入れるだけでカクテルやチューハイとして最適な味覚となるよう調整された商品のRTSが若年層を中心に人気を集め、2012年以降好調が続いている。 子供向け商品としてのイメージが強かったシリアルフーズは、グラノーラの拡大によって大人向け商品の品揃え拡充が続いている。 麦茶(リキッドタイプ)は他の飲料に比べ消費税増税時に増量や値下げを行うブランドが多かったため、お得感が増し、市場が活性化した。 また、2014年に前年比10〜15%増となるのはカマンベールチーズ、プレミアムビール、レトルトスープ、甘酒(ストレートタイプ)、ドリンクヨーグルト、純カレー、デザートベース(レトルト)、生ハムの8品目である。
◆総市場分析編
| 2014年の食品業界関連データ | 2014年のトピック、家計調査による食品関連支出分析、加工食品をとりまく周辺市場の動向、小売業界の動向、外食・中食・給食市場動向、2014年のクローズアップ市場、輸入食品・輸入原材料の動向と変化、主要企業の新規海外事業展開状況、コストアップ、消費構造の変化が及ぼす加工食品市場への影響と展望(消費税増税による食品市場への影響、原材料コスト、円安の影響、付加価値提案型商品の動向、加工食品における健康表示等に関連する制度導入と市場変化の展望、外国人訪日客向け新免税制度の食品業界への影響・対応) |
| 加工食品市場の現状と展望 | カテゴリー分類一覧、加工食品総市場規模推移、カテゴリー別市場分析、2014年注目マーケット、品目別マーケットスケールランキング、品目別伸長率ランキング、カテゴリー横断関連品目分析、2014年のヒット商品、2014年のプロモーション活動、温度帯分析、パッケージ動向 |
| リーディング企業・グループの事業戦略分析 | 33社 |
◆品目編No.1〜6収載の27分野401品目
| 菓子32品目、スナック菓子9品目、スープ類12品目、育児用食品3品目 | |
| 冷凍調理済食品24品目、チルド調理済食品6品目、その他調理済食品5品目、アルコール飲料32品目 | |
| チルドデザート13品目、フローズンデザート7品目、ドライデザート6品目、米飯類10品目、めん類15品目、その他ステープル13品目 | |
| 調味料49品目、調味食品24品目 | |
| 農産加工品26品目、畜産加工品11品目、水産加工品18品目、乳油製品15品目 | |
| 果実飲料8品目、炭酸飲料7品目、乳性飲料10品目、嗜好飲料12品目、健康飲料10品目、その他飲料6品目、嗜好品18品目 |
※一部の数字は四捨五入しています。このため合計と一致しない場合があります。
