REPORTS調査レポート

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    2020年-2030年をターゲットとする次世代新規低誘電マテリアルの徹底探索

    2020年-2030年をターゲットとする次世代新規低誘電マテリアルの徹底探索
    発刊日2019/12/10 831906736

    通信の高速・大容量化、ミリ波帯の利用拡大により低誘電性ニーズが高まる電子機器材料。5Gの実用化にめどが立った現在では、低誘電マテリアルの開発ターゲットは5G普及後のニーズをとらえる必要があります。本調査では素材メーカー各社や大学・研究機関における低誘電マテリアルの開発事例・動向を改めて整理し、2020年代中盤以降の次世代低誘電材料市場の方向性を明らかにします。

目次

I. 総合分析編	1
 1. 低誘電マテリアルの概要	2
  1) 低誘電樹脂の位置付け	2
  2) リジッド基板材料の位置付け	3
 2. 高周波化の進展と低誘電マテリアルの関係	4
  1) 各国のミリ波利用領域	4
  2) 周波数帯を軸とする低誘電マテリアル採用のロードマップ	5
 3. 主な用途における周波数・伝送速度の位置付けと材料動向	6
  1) 基地局	6
  2) スマートフォン	10
  3) 有線通信機器(サーバー、ルーター・スイッチ)	12
  4) 車載ミリ波レーダー	13
 4. 基板材料と低誘電樹脂材料の関係	14
  1) リジッド基板材料	14
  2) フレキシブル基板材料	19
  3) 低誘電熱可塑性樹脂の技術課題	21
 5. 基板別市場・技術ロードマップ	22
  1) 多層CCL	22
   A. 低誘電FR-4	22
   B. ミドルロス	23
   C. ローロス・ウルトラローロス・次世代超ローロス	24
  2) 単層CCL	25
  3) FCCL	26
 6. 低誘電マテリアル市場動向	27
  1) 製品・市場定義	27
  2) 対象製品の用途別市場規模(2019年見込)	28
  3) 用途別低誘電材料の位置付け(一覧)	29
  4) 基板別材料使用量の考え方(2019年見込)	30
  5) 低誘電基板の市場規模推移および予測(2018年~2030年予測)	31
   A. 多層CCL	31
   B. 単層CCL	33
   C. FCCL	34
   D. 低CTE-CCL	35
   E. 積層接着材料	36
    (1) ボンディングシート	36
    (2) 層間接着フィルム	37
  6) 低誘電基板の価格動向・コスト構造の考え方	38
  7) 低誘電基板における樹脂使用量推移および予測(2018年~2030年予測)	39
  8) 注目低誘電材料の市場規模推移および予測(2018年~2030年予測)	41
 7. 低誘電マテリアルの業界構造・サプライチェーン	44
  1) 多層CCL	44
  2) 単層CCL	45
  3) FCCL	46
  4) 低CTE-CCL	47
 8. 主要メーカーの低誘電CCL一覧	48
  1) 多層CCL	48
  2) 単層CCL	51
  3) FCCL	51

II. 品目別ケーススタディ	52
 A1. 低誘電エポキシモノマー	53
 A2. 低誘電エステル系硬化剤	56
 A3. 熱硬化型PPE	61
 A4. PTFE	67
 A5. マレイミド系樹脂	72
 A6. 硬化型ビニル系樹脂	77
 A7. 接着性フッ素樹脂	80
 A8. その他低誘電接着性樹脂	84
 A9. モディファイドPI(MPI)	88
 A10. LCP	93
 A11. COP・COC	98
 A12. PEEK	103
 B1. ガラスクロス	106
 B2. 高速伝送用銅箔	111
 B3. その他無機材料	116

III. 企業別ケーススタディ	119
 C1. 味の素ファインテクノ	120
 C2. 荒川化学工業	123
 C3. AGC	126
 C4. 倉敷紡績	129
 C5. ダイキン工業	132
 C6. DIC	135
 C7. 日鉄ケミカル&マテリアル	138
 C8. 日本化薬	142
 C9. 日本ゼオン	145
 C10. 日立化成	148
 C11. 三菱ガス化学	151
 C12. ユニチカ	154
 C13. TOTAL CRAY VALLEY	157
 C14. その他企業の動向	160
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