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    クルマの蓄電池・VPPリソース活用に向けて注目されるV2X/V2Hシステムの将来市場展望

    クルマの蓄電池・VPPリソース活用に向けて注目されるV2X/V2Hシステムの将来市場展望
    発刊日2023/06/16 162301703

    軽EVの市場投入や充実した補助金制度の整備などにより、個人向け・法人向けともにEVの導入が加速しています。同時に、頻発する自然災害への備えからBCP対策の見直しやレジリエンス強化といった課題への対応、再エネや蓄電池等の調整力の増加に伴い、電力需給バランスを安定化させる仕組みの構築も求めらています。こうした動きととともに、EVを“動く蓄電池”“VPPリソース”として活用するV2Xシステムへの注目が集まっています。市場ニーズの高まりとともに、参入プレイヤーも相次いでいる状況です。本レポートでは、このV2Xシステム(V2H/V2B/V2G)に焦点を当て、各参入プレイヤーの事業戦略やビジネスモデルを調査・分析するとともに、今後の将来市場について分析を行っています。

目次

【I.総括・分析編】
1.V2Xシステムの現状と将来展望・普及ロードマップ
2.V2Xシステムの普及拡大に向けたポイントと課題/求められる対応策
(1)V2Xシステムの普及拡大に向けたポイントと課題/求められる対応策
(2)参入プレイヤーの見解
3.V2Xシステムの市場動向
(1)V2Xシステム(V2H/V2B)の全体市場の動向(2022年・2025年・2030年・2035年・2040年)
(2)V2Xシステム(V2H/V2B)の全体市場規模推移・予測(2021年~2040年/フロー・ストック)
(3)V2Hシステムの市場規模推移・予測(2021年~2040年/フロー・ストック)
(4)V2Bシステムの市場規模推移・予測(2021年~2040年/フロー・ストック)
 参考:V2Gの将来市場について
4.V2Xシステムメーカーの動向
(1)V2Xシステム市場におけるメーカーシェア情報(2022年、2023年/数量ベース、容量ベース)
(2)主要V2Xシステムメーカー各社の製品比較(システム構成・スペック・特徴)/開発の方向性
5.V2Xシステム活用サービスベンダーの動向
(1)V2Xシステム活用サービスにおけるビジネスモデル分析
(2)V2Xシステム活用サービスベンダー各社のビジネスモデル/マネタイズポイントの整理
(3)V2Xシステム活用サービスベンダー各社のサービス概要と取り組み動向
6.V2H/V2Bシステムにおけるトレンド分析
(1)新築・既築別割合/太陽光・蓄電池とのセット導入の割合/今後のポテンシャル※住宅向けV2Hシステムを対象
(2)商流(メーカー出荷一次)別の動向/割合と今後のポテンシャル
(3)導入先施設別の動向/割合と今後のポテンシャル
7.V2Xシステムの価格・コスト分析
(1)V2Xシステム(V2H/V2B)の価格推移・将来予測
(2)V2Xシステムのコスト分析
(3)V2Xシステムと定置用蓄電システムのコスト比較
8.EVのVPPリソース・調整力活用に向けてV2X/制御EMSに求められる機能・要求
(1)V2Xシステムに求められる機能・要求
(2)制御EMSに求められる機能・要求
9.EV/PHEVの市場動向
(1)EVの市場規模推移・予測(2021年~2040年/フロー・ストック)
(2)PHEVの市場規模推移・予測(2021年~2040年/フロー・ストック)
(3)日本の自動車販売市場の推移・予測(2021年~2040年/フロー)
10.V2Xシステムに関する補助金情報
(1)国の補助金情報
(2)地方自治体の補助金情報

【II.V2Xシステムメーカー編】
 1.ニチコン株式会社
 2.株式会社デンソー
 3.パナソニック株式会社
 4.オムロン株式会社
 5.株式会社GSユアサ
 6.株式会社ダイヘン

―共通調査項目―
(1)企業概要
(2)製品ラインアップ情報
(3)V2Xシステムの特徴・機能
(4)V2Xシステムの事業動向
(5)想定ターゲット・注目業種
(6)強み・訴求ポイント/他社との違い
(7)アライアンス動向
(8)V2Xシステムの市場拡大に向けたポイント・課題
(9)今後の事業方針・計画

III.V2Xシステム活用サービスベンダー編】
 1.関西電力株式会社
 2.北陸電力株式会社
 3.四国電力株式会社
 4.NTTアノードエナジー株式会社
 5.大阪ガス株式会社

―共通調査項目―
(1)企業概要
(2)V2Xシステム活用サービスの概要とサービススキーム
(3)V2Xシステム活用サービスの現状の事業フェーズと商用化時期
(4)アライアンス動向
(5)V2Xシステム活用サービスにおけるビジネスモデル(参入目的、提供価値、収益性/マネタイズポイントなど)
(6)V2Xシステム活用サービスの事業動向
(7)想定ターゲット・注目業種
(8)強み・訴求ポイント/他社との違い
(9)V2Xシステム活用サービスの市場拡大に向けたポイント・課題
(10)今後の事業方針・計画
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関連情報

提供利用形態

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書籍版 900,000円 990,000円 -
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