REPORTS調査レポート
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2023年版 太陽電池関連技術・市場の現状と将来展望
2022年度以降は電気料金高騰も追い風となり「自家消費」「非FIT」「脱炭素」「レジリエンス」に重点を置いた事業スキームが伸張しています。ポストFITの代表的な事業スキームであるPPA(TPO)モデルも厳しい価格競争が生じており、オンサイトからオフサイト、フィジカルからバーチャルへと多様化・複雑化しています。また、従来導入が進まなかったニッチ分野(営農、水上、駐車場 etc)では、事業環境の変化を受けた採用ニーズの高まりがみられています。一方、太陽光発電システムの導入コスト増は既存設備の利活用というニーズも喚起しており、ストック向けビジネスの市場成長も加速する見通しです。本レポートは太陽電池・太陽光発電業界をグローバルな川上市場(原材料、部材、生産設備など)から川下市場(販売、施工、O&Mなど)まで網羅する市場調査資料であり、2007年の創刊から年次刊行を重ねてきました。2023年版は電気料金高騰や脱炭素インセンティブの高まりなど、市場環境の変化を受けた太陽電池関連ビジネスの変化に焦点を当てます。
調査対象
【国内市場】 A. 太陽電池・周辺機器
太陽電池、新型・次世代太陽電池、パワーコンディショナ、遠隔監視システム、架台、蓄電システム B. 太陽光発電システム 住宅用太陽光発電システム、非住宅用太陽光発電システム C. 設置形態別・アプリケーション 第三者所有モデル(PPAモデル、リース)、営農型(ソーラーシェアリング)、ソーラーカーポート、 水上太陽光発電、建材一体型太陽電池(BIPV)、移動体用太陽電池 D. ストック向け注目ビジネス O&Mサービス、太陽光発電セカンダリーマーケット リサイクル・リユース・適正処理 【世界市場】 E. 太陽電池 結晶シリコン太陽電池(単結晶、多結晶、P型、N型、薄膜型、ダブルガラス、両面発電型) CIS/CIGS太陽電池、CdTe太陽電池、色素増感太陽電池、有機薄膜太陽電池、ペロブスカイト太陽電池 など F. インゴット/ウエハ製造技術 シリコンインゴット/ウエハ、炭素材料、ダイヤモンドワイヤ、製造装置(ワイヤーソーなど) G. セル/モジュール部材 バックシート、封止材、電極ペースト(銀ペースト) 【海外対象地域】 中国:中国本土、香港・マカオ含む 他アジア(APAC):日本と中国以外のアジア、オセアニア アジア・太平洋:日本と中国を含むアジア、オセアニア 欧州:西欧諸国(ドイツ、英国、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、ベネルクス、スカンジナビア、ギリシャ、アイルランドなど)中東欧諸国(チェコ、オーストリア、スロバキア、スロベニア、クロアチア、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ルーマニア、バルト三国、CIS諸国など)、ポーランド、ロシア 中東・アフリカほか:トルコ、中東諸国、アフリカ諸国、ほか 米州:北米、中南米すべて表示
調査項目
【国内市場】 A. 太陽電池・周辺機器
1.対象品目の定義・概要 2.市場概況 3.市場規模推移 4.メーカー動向/ベンダー動向 5.日本企業と海外企業のシェア 6.販売価格動向 B. 太陽光発電システム 1.対象品目の定義・概要 2.市場概況 3.市場規模推移 4.企業動向 5.販売価格動向 C. 設置形態別・アプリケーション 1.対象品目の定義・概要 2.市場概況 3.市場規模推移 4.企業動向 5.販売価格動向 D. ストック向け注目ビジネス O&Mサービス、太陽光発電セカンダリーマーケット 1.対象品目の定義・概要 2.市場概況 3.市場規模推移 4.企業動向 5.販売価格動向 リサイクル・リユース・適正処理 1.太陽電池モジュール排出見込量 2.市場概況 3.太陽光発電設備のリサイクル・リユース・適正処理に関するフロー 4.企業動向 5.太陽電池モジュールからの回収物 6.国・地方自治体の動向 【世界市場】 E. 太陽電池 1.対象品目の定義・概要 2.市場規模推移 3.企業動向 4.メーカー動向(結晶シリコン系) 5.メーカー動向(薄膜系) 6.本社所在地別にみた販売量および地域別年末生産能力推移 7.太陽電池モジュールとポリシリコン(スポット取引)の年平均販売価格動向 8.変換効率と製造コストの推移 F. インゴット/ウエハ製造技術 1.対象品目の定義・概要 2.市場概況 3.市場規模推移 4.企業動向 5.種類別用途・採用傾向 6.販売価格動向 7.研究開発・新製品開発トピックス G. セル/モジュール部材 1.対象品目の定義・概要 2.市場概況 3.市場規模推移 4.企業動向 5.種類別用途・採用傾向 6.販売価格動向 7.研究開発・新製品開発トピックスすべて表示
目次
I.総括編 1.世界・日本の太陽電池・太陽光発電システム市場の俯瞰 3 1)世界市場 2)日本市場 2.国・地域別にみた太陽光発電システム導入量推移 5 3.太陽光発電システムのアプリケーション動向 8 4.太陽電池の製造コスト構成分析 10 5.国内太陽電池市場の過去・現状・将来展望 12 6.国内太陽光発電システムのコスト推移 13 1)住宅用
2)非住宅用 7.新型・次世代/高付加価値型太陽電池の国内市場動向 15 1)定義・種類 2)市場概況 3)市場規模推移 8.自家消費型太陽光発電システムの国内市場動向 18 1)定義 2)市場概況 3)市場規模推移 4)自家消費型におけるPPA導入量・導入比率推移(非住宅向け) 5)自己託送による自家消費・PPA概況 9.Non-FIT売電型太陽光発電システムの国内市場動向 23 1)定義 2)市場概況 3)市場規模推移 10.ZEH/ZEH-Mの国内市場動向 25 1)ZEHの定義 2)ZEH補助事業の主なポイント 3)ZEH-Mの定義 4)ZEH-M補助事業の主なポイント 5)市場規模推移 11.国内太陽光発電システムの累計導入量推移 29 1)市場全体における設備認定・稼働状況(10kW未満+10kW以上) 2)10kW以上における設備認定・稼働状況 3)セグメント別 設備認定・稼働率(10kW以上を対象) 4)セグメント別 累計稼働量(10kW以上を対象) 5)バックデータ 12.国内ストック市場における卒FIT/O&Mサービス動向 32 1)国内ストック市場(導入量ベース) 2)住宅用:卒FIT(余剰買取終了案件)の見通し 3)卒FITに占める非住宅用の見通し 4)非住宅用:O&Mサービスの採用見通し 13.国内太陽光発電システムに関する政策動向 36 1)主な政策動向・予定 2)FIT買取価格推移 3)FIP制度概要・買取価格 4)補助金/助成制度動向 14.主要EPC・SIerの太陽光発電施工実績・取組一覧 44 II.個別品目市場編 A.太陽電池・周辺機器編(国内市場) 1.太陽電池(国内市場) 51 2.新型・次世代太陽電池(国内市場) 65 3.パワーコンディショナ 71 4.遠隔監視システム 83 5.架台 88 6.蓄電システム 95 B.太陽光発電システム編(国内市場) 1.住宅用太陽光発電システム 103 2.非住宅用太陽光発電システム 109 C.設置形態別・アプリケーション編(国内市場) 1.第三者所有モデル(PPAモデル、リース) 117 2.営農型(ソーラーシェアリング) 137 3.ソーラーカーポート 142 4.水上太陽光発電 147 5.建材一体型太陽電池(BIPV) 150 6.移動体用太陽電池 155 D.ストック向け注目ビジネス編(国内市場) 1.O&Mサービス 161 2.リサイクル・リユース・適正処理 166 3.太陽光発電セカンダリーマーケット 170 E.太陽電池編(世界市場) 1.対象品目の定義・概要 181 2.市場規模推移 184 1)全体 2)種類別 3)高付加価値・特殊型太陽電池(全体市場の内数) ・N型結晶シリコン太陽電池 ・両面発電型太陽電池 ・ダブルガラス太陽電池 ・フレキシブル太陽電池 ・建材一体型太陽電池(BIPV) 3.企業動向 190 1)メーカーシェア(太陽電池モジュール) 2)メーカーシェア(太陽電池セル) 4.メーカー動向(結晶シリコン系) 194 1)日本企業 2)中国企業 3)その他アジア(APAC)企業 4)欧州企業 5)米州企業 5.メーカー動向(薄膜系) 208 1)日本企業 2)中国企業 3)その他アジア(APAC)企業 4)欧州企業 5)米州企業 6.本社所在地別にみた販売量および地域別年末生産能力推移 216 7.太陽電池モジュールとポリシリコン(スポット取引)の年平均販売価格動向 218 8.変換効率と製造コストの推移 220 1)商用モジュールの最高変換効率推移 2)商用モジュールの製造コスト推移 F.インゴット/ウエハ製造技術編(世界市場) 1.シリコンインゴット/ウエハ 225 2.炭素材料 233 3.ダイヤモンドワイヤ 238 4.製造装置(ワイヤーソーなど) 243 G.セル/モジュール部材編(世界市場) 1.バックシート 251 2.封止材 257 3.電極ペースト(銀ペースト) 263すべて表示
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