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    北米CCUSプロジェクトのビジネスモデルに関する考察と日系企業の参入可能性に関する調査

    北米CCUSプロジェクトのビジネスモデルに関する考察と日系企業の参入可能性に関する調査
    発刊日2024/06/26 162312730

    CCSやCCUはCO2排出量削減に向けた技術として注目されています。北米市場は政策支援を受け現地企業がCCUS事業を展開していますが、海外企業の参入可能性は不透明です。本調査では北米のCCUS市場の現地調査により、プロジェクトにおいて自社技術が採用に向け重視される点、IRA(米国インフレ抑制法)およびタックスクレジットの制度見直しから伺える2032年以降の展望、ひいてはCCUS進展によるメタネーション・アンモニア製造拡大の可能性を明らかにします。

調査対象

北米CCUSプロジェクト一覧
米国:計129件(アンモニア9件、セメント4件、水素製造12件、石油精製4件、鉄鋼1件、天然ガス16件、他)
カナダ:計24件(アンモニア4件、セメント2件、水素製造2件、石油精製2件、天然ガス2件、発電所5件、他)

北米CCUS プロジェクト事例
AirProducts and Chemicals、Archer-Daniels-Midland Company、Red Trail Energy、Saskatchewan Power Corporation
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調査項目

I.総括編
 1. 北米CCUSプロジェクト関連市場の現状と普及の見通し
 2. 北米市場の長期規模予測(2022年、2023年、2025年、2030年、2040年、2050年:基、百 
  万円t-CO2)
 3. 北米CCUSプロジェクト開発の背景・経緯に関する考察
 4. タイプ別CCUSビジネスモデルに関する考察
 5. 個別プロジェクトの操業・販売および収益に関する課題の整理
 6. 日系企業の北米CCUS市場への参入可能性と参入ポイントに関する考察
 7. プロジェクトにおける自社技術が採用に向け重視される点(分離回収技術を中心に)

II.北米CCUSプロジェクト概要編
 1. 北米におけるCCUSプロジェクト分析
 2. 米国におけるCCUSプロジェクト一覧(129件)
 3. カナダ における CCUS プロジェクト一覧(24件)
 <2.、3.共通項目>
  ①運転開始年 ②事業主体 ③CO2 発生源 ④CO 2回収能力(量)
  ⑤貯留方法 ⑥CO2回収分離技術 ⑦収益方法(入源) ⑧運用状況
 3. 北米におけるCCUSプロジェクト関連支援策の動向

III. 個別プロジェクト事例編
 1. 主要企業の役割・位置づけ
   1)企業概要 
   2)役割・ 位置づけ
   3)実施中のプロジェクト、他プロジェクトの実績、開発意向
 2. 業種・業界の全体動向に関する見解
   1)本プロジェクトの位置づけ 
   2)同業種の傾向・市場見通し 
   3)業界注目企
 3. プロジェクト開発に至るまでの背景・経緯
   1)背景・経緯
   2)現状のタイプと特徴
 4. ビジネスモデル
   1)プロジェクト概要と産業施設の運転状況 
   2)原料ガス発生フローにおける工程別CO2回収状況 
   3)産業施設の運転状況
   4)プレイヤー(事業主、EPC、分離回収、他)
 5. サプライチェーン上のCO2販売動向
 6. 今後の事業展開
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レポートサマリー

提供利用形態

本体価格 税込価格 ネットワーク共有
書籍版 990,000円 1,089,000円 -
書籍版 PDF版 1,100,000円 1,210,000円
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