REPORTS調査レポート
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オフィス空間・ワークプレイスのネクストノーマルに向けた実態と将来展望 全編
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、オフィス空間・ワークプレイスおよび働き方の急激な見直しが迫られるようになりました。当初は急激なテレワークへの移行による従業員のストレス増加や生産性の低下、コミュニケーションの不足、メンタルヘルスの問題など各種課題が浮き彫りになったものの、徐々に経営における社員の心理的安全性の確保、コミュニケーション機会の創出、デジタル化一辺倒では損なわれる空間・環境の価値を見直す議論も活発化するようになり、さらに、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が行き渡っても完全終息には至らない現状は、社会全般への浸透期間が長期化しているともいえ、改めて「ニューノーマル(新常態)」の社会的実装の進展、さらには「ネクストノーマル(次なる新常態)」への展開への向かう動きが始まりつつあります。「ネクストノーマル」においては、感染症対策を前提・ベースに取り込んだ上で、将来の社会的要求(脱炭素、 DX 、健康・ウェルビーイング、不動産バリューアップなど)に応えていくことが次なる付加価値または必須価値になることが見込まれます。本調査は、2020 年 11 月末に刊行した「オフィス空間・ワークプレイスのニューノーマルに向けた実態と将来展望」の継続・発展させる調査企画として、設計事務所・ゼネコン・内装デザイン会社・設備機器メーカー等へのヒヤリング調査とオフィス施設保有者とテナント入居者へのアンケート調査を通じて、ネクストノーマルのオフィス空間およびワークプレイス構築に関する市場・事業者・ニーズの実態を調査し、中長期の将来像を展望することを目的に実施したものです。
目次
I.総括・分析編 1 1.オフィス空間・ワークプレイスに関するトレンドの全体俯瞰と本調査の視点・切り口 2 2.オフィス空間・ワークプレイスの量的市場見通し 3 3.オフィス空間・ワークプレイスの質的市場見通し 4 4.オフィス空間・ワークプレイスをめぐるトレンド俯瞰 5 5.仕事における「10の活動」とコロナ禍以降の再評価 9 6.オフィス空間・ワークプレイスと「10の活動」の相関とコロナ禍以降の短期的トレンド 10 7.オフィス空間・ワークプレイスと「10の活動」の相関とコロナ禍以降の中長期的トレンド 11 8.オフィス空間・ワークプレイス・働き方に関するサプライヤーおよびユーザーの意識変化 12 9.オフィス空間・ワークプレイス市場分析およびアンケート調査のまとめ・分析 13
10.オフィス空間・ワークプレイス市場の将来展望とプレーヤーに求められるキーポイント 14 11.オフィス空間・ワークプレイス市場のネクストノーマルの展望と事業化・収益化のポイント 15 II.オフィス空間・ワークプレイス市場分析編 16 1.オフィス空間・ワークプレイス市場分析編のまとめ・キーポイント 17 2.オフィス空間・ワークプレイス市場規模推移 18 (フロー/新設、2019年度~2021年度実績、2022年度見込、2023年度~2025年度・2030年度予測) 3.オフィス空間・ワークプレイス市場規模推移 19 (ストック/既設、2019年度~2021年度実績、2022年度見込、2023年度~2025年度・2030年度予測) 4.オフィス空間・ワークプレイス関連有望/注目市場規模推移 20 (2019年度~2021年度実績、2022年度見込、2023年度~2025年度・2030年度予測) 5.市場セグメント別キーワード/トレンド一覧 21 6.オフィス空間・ワークプレイス関連プレーヤー一覧 22 7.オフィス空間・ワークプレイスの建築・空間における階層と提案・普及モデル 23 8.セグメント別市場分析 26 A.集約型オフィス × リッチ化 26 B.集約型オフィス × 適正化 34 C.オフィス分散 × リッチ化 38 D.オフィス分散 × 多様化 45 E.ハイブリットワーク化(先進事例) 53 セグメント別市場分析 共通項目 ※セグメントによって若干差異あり ・セグメント概要 ・注目キーワード/トレンド ・有望市場規模推移 ・先進/注目プレーヤー動向 ・現状の課題と今後の方向性 III.オフィス空間・ワークプレイスサプライヤー/ユーザーアンケート編 61 1.アンケート総括・分析 62 1)アンケート調査のまとめ・キーポイント 63 2)アンケート回答法人数及び分野 64 3)本社の契約・保有について 65 4)センターオフィス面積と賃料/投資予算の拡大・縮小方針本社の契約・保有について 66 5)オフィスの郊外/地方への分散方針 67 6)新たなワーキングスタイル・ワークプレイスに対する関心・取り組み状況 68 (1)感染症対策 68 (2)健康経営・ウェルビーイング経営 70 (3)建築認証 72 (4)アクティブ・ベースド・ワーキング 74 7) 空間環境への取り組み 76 (1)導入目的・動機 76 (2)取り組み内容 77 8) ICT環境への取り組み 78 (1)導入目的・動機 78 (2)取り組み内容 79 9) 制度・運用面の見直し 80 (1)導入目的・動機 80 (2)取り組み内容 81 10) 重視する価値の変化・取り組みと指標について 82 (1)スマート 82 (2)セーフティ 84 (3)ウェルネス 86 (4)働きやすさ 88 11)重視する価値向上に向けて導入予定の空間商材・サービス 90 12)注目自由回答 91 (1)新たなワーキングスタイル・ワークプレイスに対する見解と対応状況について 91 (2)新たなワーキングスタイル・ワークプレイスに向けた 93 課題、有効/必要と感じた取り組み、その他回答の備考・補足 93 13)オフィス空間・ワークプレイス・働き方に関する回答結果の指数化と前回指数比較 95 2.アンケート集計 96 1)アンケート回答企業数及び分野 97 2)本社の契約・保有について 98 3)センターオフィス面積と賃料/投資予算の拡大・縮小方針 99 4)オフィスの郊外/地方への分散方針 100 5)新たなワーキングスタイル・ワークプレイスに対する関心・取り組み状況 101 (1)感染症対策 105 (2)健康経営・ウェルビーイング経営 106 (3)建築認証 107 (4)アクティブ・ベースド・ワーキング(ABW) 108 6) 空間環境への取り組み 109 (1)導入目的・動機 109 (2)取り組み内容 110 7) ICT環境への取り組み 111 (1)導入目的・動機 111 (2)取り組み内容 112 8) 制度・運用面の見直し 113 (1)導入目的・動機 113 (2)取り組み内容 114 9) 重視する価値の変化・取り組みと指標について 115 (1)スマート 115 (2)セーフティ 117 (3)ウェルネス 119 (4)働きやすさ 121 10) 重視する価値向上に向けて導入予定の空間商材・サービス 123 3.アンケート回答一覧 124 4.アンケート個別回答(100件) 139 5.本調査アンケート票 440すべて表示
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